【小倉競輪・ミッドナイトガールズ】まくりのスペシャリスト・荒牧聖未が尾方真生の勢いを止める!

2021年04月03日 15時03分

荒牧聖未の瞳の奥に気鋭打破の炎がひそむ

 広島市営の小倉ミッドナイト競輪(FⅡ)は3日、最終日を迎え、8Rでガールズ、最終9RではA級1、2班戦の各決勝戦が行われる。

 ガールズはルーキー・尾方真生(21=福岡)が前走広島に続いての2場所連続完全Vを目指すが、包囲網が敷かれるようになれば、荒牧聖未(30=栃木)が連勝ストッパーになる。男子は新鋭・伊藤旭(20=熊本)が、こちらも3月佐世保完全Vからの連勝を伸ばす。

 まくりのスペシャリスト・荒牧が気鋭の進撃を食い止める。2日目(2日)2Rの予選2で2番手周回だった荒牧は、ホームから内を突いてきた尾崎睦(35=神奈川)、高橋朋恵(26=東京)と相次いですくわれ〝腰砕け〟になったが、落ち着いて3番手を確保し、展開を見極めてからの3角まくり追い込みで1着に届いた。

「(内を行かれ)びっくりした。3番手に入れてからは力を出し切ることだけを思って走った。自転車の出は良かった。焦らずに修正できた」

 初日は尾方のカマシに反応が遅れて、最後は急追したが2着が精いっぱい。それでも、デキはほとんど心配していなかった。この予選2の1着で2日間の獲得ポイントは18。危なげなく決勝にコマを進めた。小倉は直近15回で3Vの成績を残しており「走りやすい」と言う。相性の良さなら他のファイナリストにも負けてない。

 最終日(3日)決勝8Rでは、予選2でも2着以下に大差勝ちをした尾方の勢いばかりが目立っているが、経験豊富な先輩レーサーが、ルーキーに3日も続けて好き勝手に走らせるとは思わない。

 荒牧自身も2戦連続の敗戦は今後の賞金レースを考える上でも避けたいところ。他派のかく乱で尾方がペースを乱すようだと、荒牧にとっては願ってもないチャンスだ。「自分に集中したい」。ツボどころで飛び出せれば、まくりのスピードはグングンと加速していく。今期3Vが手の届くところにやってくる。

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