
ガールズケイリン開催の名古屋競輪S級シリーズ(FⅠ)2日目(2日)7Rで人気の中心に推された高木真備(26=東京)は後手に回ると内に詰まる大ピンチに見舞われた。しかし、最終2角から立て直し、5番手から怒涛のまくりを放って逃げた太田美穂(24=三重)を上がり11秒3の破格のラップタイムでゴール寸前に捕まえた。
「11秒3ですか! 過去最高ですね。あれだけ追いかけたので出たのかもしれません。でも内容としてはあまり…でしたね(笑い)」
検車場で観戦していたガールズはもちろん、男子選手たちもその十分すぎるスピードに驚愕だ。本人が申告したとおりに、ガールズ日本人選手の400バンク上がりタイム新記録を更新した。
ちなみに、外国人選手(短期登録)を含めた400バンクののレコードはステファニー・モートン(オーストラリア)が松山競輪場で2017年9に叩き出した11秒2だ。
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