四日市競輪のS級シリーズは24日、2日目を開催。ガールズケイリンでは石井貴子(千葉=30)が連勝で決勝戦に進出を決めた。

 初日(23日)は2着に6車身差をつける圧勝劇を見せると、2日目6Rは逃げる太田美穂(三重=24)の真後ろからバックまくりで勝利を手にした。ただ、2日目は太田に合わせられかける場面もあり「キレがイマイチでしたね。そのあたりの課題は見つかりました」。最後は力でねじ伏せたが、頂点を狙うからこそ自身に妥協は許さない。

 前検日に「ガールズグランプリ(昨年12月28日)の疲れもあるのか最近はピリッとしない。春先くらいに調子が上がってくればいいですね」と話したように、まだ好調とはいえないが、実績面から最終日10R決勝も人気の一角になるのは必至。今年初Vで復調のノロシといきたいところだ。