6レース制ガールズケイリンが、9日から11日の3日間、埼玉県の西武園競輪場で開催される。通常のガールズ開催の3倍にあたる42人が集合した前検日の検車場は、いつにも増して華やいでいた。

 シリーズリーダーを務める高木真備(26=東京)は、先日のガールズケイリンコレクション伊東ステージを制するなど、目下10連勝中と絶好調。「たっぷり練習できたので、調子はすごくいい。西武園は今年3月に、5回目(の参戦)で初めて優勝できた。いいイメージで走れるし、今では好きなバンクです。しっかり力を出し切れるように頑張ります」と今節も引き続き〝強いマキビ〟が見られそうだ。

 来月にはガールズGPトライアル(小倉11月18~20日)、そして年末には出場当確のガールズグランプリ(平塚=12月28日)が控えている。「大きいレースの前に、こういう(強豪が集う)開催を走れるのはプラスになるはず。今後につながるように収穫を得られればと思います」

 悲願のガールズGP制覇へ大事なステップとなる今シリーズ。強敵揃いだが、狙うは3連勝での完全Vのみだ。