当面は「在校順位の高い選手」狙い

2012年06月28日 10時00分

【ガールズケイリン攻略法(1)】

 オンナたちの熱きバトルが48年ぶりに復活。女子競輪は「ガールズケイリン」に名称を変え、神奈川県の平塚競輪場で7月1日、熱戦の火ぶたが切られる。開幕直前の特集第1回はガールズケイリンの見どころ、車券攻略法を本紙競輪担当記者が伝授する。

 ガールズケイリンは男子の競輪とは異なる点がいくつかある。男子は9車立て(7車立てのチャレンジもあり。欠車の場合はこの限りではない)が基本もガールズは7車立てで行われる。ラインを形成しないのが前提で個々が先行、まくり、追い込み、マークを駆使して勝機をうかがう。400バンクなら残り1周半からのワンチャンスにそれぞれが勝負をかけるケースが多い。

 それを踏まえ、車券は狙いを絞ることが大事だ。開幕シリーズの場合はまず、最強ガール加瀬加奈子の動きを中心に見るといい。加瀬が先行態勢に入った時に、番手に続くのは誰か。車番での有利不利(基本的に内から前々の位置を取ることが有利に働くことが多い)も頭に入れてほしい。誰が先行して、誰が前々に位置を取るのか、だ。もちろん加瀬相手に先行勝負を挑む選手もいるし、穴党はまくりで一発を狙う選手の見極めも必要だ。

 競輪学校では上位と下位の差を縮めることを主眼に訓練が行われてきた。それでも、まだまだ差があるのは事実で、当面は在校順位の高い選手が勝つ可能性が高そうだ。今節なら加瀬(2位)、荒牧聖未(4位)、小林莉子(6位)、白井美早子(7位)と続く。

 このメンバーの多くは先行で勝負をしているが、地元の中山麗敏(12位)は卒業後の平塚競輪場での訓練ながら、強烈な2角まくりを披露しており単で狙いたい。在校順位の低い選手はまずは2、3着で押さえていく。過去の女子競輪は低配当が廃止の原因の一つだったが、現在は3連単が主流。3着が薄めなら高配当も期待できる。

 天女の羽衣を意識したファッション性の高いビジュアルも注目だ。ナイター開催で豪華にライトアップされた湘南バンクへ、一服の清涼と感動を求めて、ぜひ平塚本場での観戦をオススメしたい。

 

競輪学校女子第1回生(102期)の注目選手:加瀬加奈子(新潟)