【Fresh! ガールズケイリン】デビュー戦大敗の藤田まりあ 甘え捨てて練習に励むのみ

2019年12月17日 16時00分

藤田まりあ

 7月に116期生としてデビューした藤田まりあ(19・埼玉)。自転車競技をしていた兄の影響とガールズサマーキャンプに参加したことをきっかけにガールズケイリン選手になることを決意。晴れてプロデビューを果たし、練習と競走に励んでいる。

 プロになることを目標に浦和工高では自転車部に所属した。「兄が自転車競技をしていて大会を見に行ったりしてたので自転車は身近でした。中学2、3年の時に父の勧めでガールズサマーキャンプに参加して、そこでゲストに加瀬加奈子さん(新潟)が来ていて『かっこいい』と思って選手を目指しました」

 それまで特にスポーツ歴はなかったが高校3年時の高校総体のケイリンと500mタイムトライアルの2冠に輝く。その後は競輪学校(現日本競輪選手養成所)の入学試験に一発合格し順調に道を歩む。学校時代は教官から「追走技術は116期生トップクラス」と評され、在校9位とまずまずの成績を残したが「気持ちが入らない時期があったし中だるみしてしまって。全力を出し切れなかった」とやり残したことは多かった。そのため、デビュー戦の7月地元の大宮では活躍が期待されたものの⑦③⑦と大敗。「ヤバい。これでは勝てないとがくぜんとしました。練習とレースはびっくりするくらい全然違う。雰囲気から何もかもが。デビュー戦は圧倒されました」と振り返る。

 デビュー戦の悔しさをバネに、甘えを捨てた現在は練習に励むのみ。10月弥彦ではうれしい初優勝を飾ったが「あれはホントまぐれ。自分の力ではないので」とキッパリ。自分の今の実力を把握し、弱点克服を図る。「位置取りとか、追走、追い込みが得意だけどあそこでついていければとかレースでは失敗ばかり。実力も状況判断もまだまだ。だから今は展開が良くないといい成績が取れないし、成績に波がある。自分で動いていけるようにならないと」

 目標とする選手は石井寛子(東京)。自在で同じような長所を持つ、あこがれの存在だ。「レースがつくれるしスピードがすごい。自分は一般戦で自力を出せればいいけど今はまだまだ。点数を上げていずれは自力で勝てるようになりたい」と将来像を描く。 

 ――オフの日は何をしてる

 藤田 ほとんど家に引きこもってますね(笑い)。練習とレースで疲れているので家で休んでいます。

 ――趣味は

 藤田 特にないんですけど、おいしいものを食べに行ったりするとかですね。あとはレースの間隔が空いたときは父と一緒に釣りに行くことがあります。

 ――自然の中でいい気分転換になりますね

 藤田 はい。連れていってもらっているから場所は分からないけど茨城の山のほうへ川釣りによく行きます。小さな川ですけど自然の中でのんびりするのが好きですね。

☆ふじた・まりあ=2000年3月21日生まれ。埼玉県出身。脚質はダッシュタイプ。116期として7月12日に大宮でデビューした。

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