【Fresh! ガールズケイリン】北海道が送り出す114期の“ふんわり系ド根性レーサー”寺井えりか

2019年04月16日 13時00分

「みかん大好き! りんごも好きなんですけどね」

 デビューしたての新人ガールズケイリン選手をピックアップして月イチでお届けします。第1回は北海道が送り出す114期の“ふんわり系ド根性レーサー”寺井えりかが登場です。

 冷風突き刺さるオホーツクが生んだ根性娘だ。3歳からスキーを始め、大学生までアルペンスキーの選手。しかし、就職を考えている時にガールズケイリンを勧められて挑戦を決意した。「アルペンスキーをやっていたのでやはりスポーツ選手になりたくて…。マッサージの先生から『お前の脚は競輪に向いている』って言われて、やる!と決めました」。最初の競輪学校受験は失敗に終わったがその後、函館競輪の「ホワイトガールズ」というガールズケイリン選手育成プロジェクトに参加し、2回目で合格。昨年7月に函館でデビューし、現在は先行を中心とした組み立てで暴れている。

 出身地の北海道への思いは深く、あの偉人に憧れる。「サブちゃん(北島三郎)です。ロード練習で函館の道の駅に休憩で立ち寄ったら、サブちゃんの歌がかかっていて、さすがだな…と。やっぱりすごいな…」と気迫で鼻を膨らませた。

 競輪選手の多くはレース前に音楽を聴いて集中力を高める。サブちゃんを聴いているのか。「実は、レース前にサブちゃんは…聴いていません(笑い)。今持っているiPodが古くて新しい曲を入れられないんですよ。稼いで新しいiPodを買って、その時はサブちゃん入れようかな。レース前に“まつり”聴きます!」。屈託のない笑顔がはじける。

 iPodの先に狙うのは車だ。函館から実家のある紋別まで、約600キロの走破も苦ではないという。「車の運転が好きなんですよ。カッコイイ軽トラックみたいなのが欲しいです。フォードの4ドアの軽トラみたいなの。私は体が小さいので、そういう車から出てきたらカッコイイんじゃないかな」。強気な先行勝負で成績を上げ、北海道を代表する熱いレーサーとなる。

 ――休みの日は

 寺井 家でゆっくりすることもありますがおいしいものを探すのが好きです。

 ――オススメは

 寺井 紋別アヒージョ! 海産物が入っていてすごくおいしいんです。紋別は冬は流氷も来るしいいところなんですよ。

 ――アヒージョをつつきながらお酒を?

 寺井 ビールですね。でも実はあんまりお酒を飲まなくて、牛乳のほうが好きです。

 ――レースで負けて悔しい時はビールではない
 寺井 ヤケ牛乳で! 

 

☆てらい・えりか=1992年6月1日生まれ、北海道出身。159センチ、61キロ。第114期(ガールズ7期)。