【浜名湖ボートSGクラシック】金田諭のドル箱水面「自信を持ってレースに臨める」

2018年03月14日 11時01分

ボートレーサー金田諭

【ボートレース浜名湖・SG「ボートレースクラシック」カウントダウンコラム(3)】「第53回クラシック」が16日、浜名湖で開幕。SG初制覇が多い当大会だけに本紙は“ニューフェース”に注目した。恒例のカウントダウン連載は「初挑戦の俺たちが爪痕を残す!」と題して、SG初出場選手をクローズアップ。第3回は19年目にしてSGデビューとなる金田諭(39=埼玉)だ。

 諦めかけていた大舞台へのチケットが土壇場で舞い込んできた。昨年11月の平和島で17年5度目のV。年間優勝回数が選考基準となるクラッシックは例年、6Vなら当確だ。「やっぱりレーサーになった以上、SGには出たかった。今までにも、もう少しで出られるという時もあったけど…」という悲願のステージにリーチをかけたが続く宮島で痛恨のF。「あのFで今回も無理かな、と思った」と振り返る。

 その理由は19年のクラシックが地元・戸田で開催されるからだ。「やっぱり地元のSGは何としても出たい。年末に無理してF2になってしまうと年明けに大きな休みを抱えてしまう。地元SGを考えるとそれはできない。浜名湖よりも戸田に向けて気持ちを切り替えようと考えました」。そんな心境ながら、17年のあっせんも残り2節となった12月の浜名湖で優勝。初のSG出場を手中にした。

「もう気持ちは浜名湖より戸田のクラシックでしたからね」と複雑な気持ちで手にした夢舞台への切符。もちろん出場が決まればモチベーションは急上昇だ。「やることはいつもと変わらない。とにかく思い切ってやるだけ」と張り切っている。

 ただ、トップレーサーが集う最高峰の舞台には独特の雰囲気が漂う。緊張感、ハイレベルで激しいレース、素早い仕上げ…。やはり“新顔”にとっては不利な面が多いのは否めない。しかし金田には心強い味方も存在する。舞台となる浜名湖の水面だ。当地は最近10節で8優出4Vで予選敗退は一度もなしというドル箱水面。しかも15年12月→17年6月→同12月と目下、3節連続優勝中だ。

「やっぱりイメージはすごくいい。広くて水面がいい状態の時が多いから思い切ってレースができる。それが自分に合っている」と自己分析。「初めてのSGですがイメージのいい水面で戦えるということは大きなプラスですよね。自信を持ってレースに臨むことができます」と目を輝かせる。

 SG初出場とはいえ抜群の水面相性を誇るだけに侮れない存在だ。

★怪物エンジン47号=当地のエンジンは昨年4月から使用。次節で使い納めとなることが決まっているが、いまだに相場の変動は激しい。そんな中で、エース、いや怪物とされているのが「47」。この機を誰が引くかが前検日最大の焦点なのは間違いない。当初は低調機だったが、昨夏に中間整備が入って以降、別物に生まれ変わった。10月から8連続優出を記録し、年が明けても2月に古場輝義、馬場貴也が連続優勝。前節の伯母芳恒も節一で優勝戦1号艇と、迫力を増すばかり。伸びも上位だが、特に回った後の足が強烈で、1Mで少々後手に回ってもバックであっという間に追いつくほど。浜名湖で勝つ要素を全て兼ね備えている機だ。

 一方、7月に柳沢一がGⅠ64周年を制した「62」は現在も2連率トップながら最近は節ごとの落差が激しく過信は禁物。同2位の「65」はここにきて持ち直し気配で、直線系に良さがある。
 また、近況好調なのがバランス型の「13」、レース足がいい「44」、伸びがいい「59」の3機。それぞれ特長があり、上位級の足が期待できる。