【浜名湖ボートSGクラシック】SG初出場の麻生慎介「結果は気にせずにやります」

2018年03月13日 09時31分

麻生慎介

【ボートレース浜名湖・SG「ボートレースクラシック」カウントダウンコラム(2)】春の訪れとともにいよいよ浜名湖SG「第53回クラシック」が16日、熱戦の幕を開ける。今回は“超”強豪が揃う大会にSG初出場組も多数参戦。ここではその“フレッシャーズ”を取り上げるカウントDコラム「初挑戦の俺たちが爪痕を残す!」の第2弾は麻生慎介(32=広島)だ。

 2008年後期から守ってきたA級の座から陥落。今大会は唯一のB1級選手として出場する。しかも、近況のリズムは泥沼にはまって抜け切れない状態にある。「正直言ってリズムは悪い。いつも通りにしているけど、出口が見えない。一般戦でも勝てないし…。そんな意気込みとか言えるレベルじゃない」と頭を抱えている。

 特にエンジン抽選運がひどい。悪いエンジンでもそれなりの結果を出せればいいが、現段階では苦戦している。「ずっと(エンジンの)引きが悪いんですよ。去年は事故パンで先輩から『おはらいに行ってこい』と言われて島根にある太皷谷(たいこだに)稲成神社まで行った。そのせいか、事故は少なくなったけど成績は全然さっぱりで…」とこぼした。

 とはいえ、昨年3月にはびわこのGⅡ「第60回秩父宮妃記念杯」で逆転Vを飾り、この「クラシック」出場権を手に入れたように、決してポテンシャルは低くないはずだ。「あのびわこの時は正月の下関戦(優出(6)着)で1着を取ってから2か月も白星がなかった。記念が続いていたのもあるけど、Fなど流れが良くなかったですね。そんな時にびわこでいいエンジンを引いて、転覆があったにもかかわらず結果が出た」と当時を振り返った。

 今回の舞台・浜名湖は15年3月にV経験もあり相性は悪くない。「結構好きな水面ですね。最近は(記念で)結果が出ていないけど、しっかりやるだけ」と前を向く。

 SG初出場には「自分はこんな成績ですし、頑張るとは言えない。雰囲気にのまれるタイプなので、どうにかして楽しもうと思っている。まあ、エンジン抽選次第でびわこのようなこともある。伸びが良ければスタートも行く気になるし、結果は気にせずにやります」と抱負を語った。失うもののなさを“強み”に一発を狙っているようだ。

☆あそう・しんすけ=1985年3月26日生まれ。広島支部の94期生。2004年5月宮島一般戦でデビュー。同節に初白星を挙げる。09年9月宮島タイトル戦で初V。17年3月びわこ秩父宮妃記念杯でGⅡ初制覇。通算70優出13V。同期に鈴木勝博、藤岡俊介、今井貴士、永田啓二、稲田浩二、古賀繁輝、小坂尚哉、岡崎恭裕ら。身長165センチ、体重51キロ、血液型=A。

★浜名湖の水面=全国屈指の広大な水面を持つ浜名湖。塩分濃度が海水に近く、多くの選手から乗りやすいと好評だ。だが、3月は年間でも特に風が不安定な時期で注意が必要。ベタの日もあれば、矢後剛が優勝した2000年のクラシック優勝戦のように安定板装着(北風9メートル)といったケースも。特に真北(追い風)から吹くと水面が荒れやすい。

 通常のイン勝率は全国平均ほどだが、水面が悪化すると一変。その際の舟券作戦としては、3コースからのツケマイが狙い目だ。内艇が落として回ったところをセンターから豪快に沈める場面が多く、追い風なら1日1回は登場する。

 また、浜名湖攻略の必須アイテムが2月から誕生。通常の展示タイムのほかに、新たに独自の直前情報として、1周、回り足、直線(1M回ってからバックのスリットの位置まで)のタイムが発表されるようになり、ホームページ、場内モニター等に掲載されている。向かい風なら伸び重視、追い風なら回り足重視など、状況に応じて参考にするタイムを変えてみるのもひとつの手