【ボートレース児島・GI「中国地区選手権」16日開幕:注目選手=白神優(岡山)】昨年は9月蒲郡ヤングダービーに出場し、30歳未満の若手が主体とはいえ初めてGⅠの舞台を肌で感じた。成績は8走して1着ゼロと満足のいくものではなかったが、いい経験となったはず。また10月には若松ルーキーシリーズでデビュー5年6か月目にしてうれしい美酒も味わい、今期は初のA1にも昇格と近況は充実著しい。ただ、本人は「優勝して気持ちの面で余裕は出てきたけど、まだ優勝の回数が1回しかないので、もっともっと優勝ができるようにしないといけない」と気を引き締め直している。

 次のステージはグランプリを走ってきた面々を相手に挑む中国地区選手権だ。「チャレンジャー精神で、気持ちだけは負けないように強い気持ちを持って勝負していく」と気合を入れつつ、「自分の持ち味はスタート。(F持ちも)絶対大丈夫な領域で少しでもパンチのあるスタート決めて、攻めるレースをしたい」と臆することなどみじんもない。18年のトップルーキーに選ばれ将来を期待される岡山支部の若手が、どこまで一流選手に対抗できるか注目だ。