【江戸川ボート・GI関東地区選手権】中田竜太 今年のテーマは「勢いだけじゃなく粘り」

2018年02月07日 16時34分

今年すでに2Vと好発進の中田竜太

【ボートレース江戸川GI「関東地区選手権」(8日開幕)埼玉支部の有力株】昨年は4月のまるがめ65周年記念でGI初制覇をすると、9月の蒲郡ヤングダービーもブッコ抜き、年末のグランプリに出場とブレーク。今年はさらなる飛躍が期待されている中田竜太(29・埼玉)だが本人は「まだまだ」と冷静に見つめる。

「去年はいい流れもあって、120%の力が出ていただけ。それでグランプリに行った感じ。でも出たのは早すぎた」とGP1st(5→6着)で現在の実力を痛感した。決して悪いエンジンではなかったが、流れに乗れず結果を残せなかったことを悔やんだ。

「いい時はいいけど、悪い時もそのまま。エンジンとかが理由ではない。ピンチでも結果を出して予選を突破する、そうでないと。勝負強さとか、地力が付いてない。松井(繁)さんとかはしっかり結果を出しますよね。そういう選手にならないと。まだまだ足りない」

“勢い”だけでは真の強さとはならない。今年はしぶとさ、粘りを身につけることをテーマに掲げている。「すぐには身につかないとは思うけど、そこで一走一走しっかり結果にこだわって走りたい」と目標は明確だ。そのためにもGI、SGの高いレベルのレースに出走し続けることが大きな意味を持つ。

 当然、地区選でも同様だ。「勝てば関東の一番になるのだから、なりたいですよね。それに来年は地元でクラシックもある。今年は優勝というものを意識してやっています」ときっぱり。

 最終日のファイナル、そしてV奪取へ“がめつさ”全開で臨む。「これまでのようなやり方ではSGで通用しない。今年はもっとレベルアップしたい」。常におごらず貪欲に。今年はさらなる進化を遂げるに違いない。

★注目選手=平石和男(51=埼玉・58期)は昨年のMVP桐生順平らを擁する埼玉勢の“精神的支柱”だ。

 彼ら後輩の活躍が刺激になるかと思いきや「順平とかがSGで勝っているから自分も、というのはない」と意に介さず。あくまでも自分は自分。レースへの思いにブレはない。

「いつまでもGI、SGに出ていたいと思うし、50歳を過ぎてもそういう場所にずっといたいと思って頑張っている」。常に第一線にいることを意識し戦っている。

 地区選は過去3Vの好実績。江戸川では03年48回大会を制して「波は嫌いなんだけど、江戸川は乗れないことはない」と独特の水面も苦にしないだけに楽しみはある。

「今年は年明けから記念のあっせんが続いているのもうれしい。気合は入っています。もちろんここでも頑張る」と大会4回目の優勝へ、いぶし銀の走りは要注目だ。