【ボートレース平和島・開設63周年記念GI「トーキョー・ベイ・カップ」(18日開幕)エンジン素性ベストテン】今年一発目の本紙オリジナル・エンジン「ベストテン」! 幸先いいスタートを切るためにも、相場をしっかりチェックしましょう。

 記者:約8か月使用してきて相場は固まっています。上位と下位の差はハッキリしてますね。

 1位の「19」は正月開催のV機なのね。

 記者:平和島は「10」「19」「58」「69」の“4強”でエースを争ってきましたが近況は「19」と「58」が2トップ。正月Vの杉山選手は「もっと良くなる」と話しており、GⅠでさらに爆発する可能性も。それで1位にしました。

 一方の「58」は正月開催でFですが…。

 記者:永田選手は2日目まで無傷の4連勝。行き足、回り足が抜群で、FがなければV候補でした。昨年10月の「ダービー」で深川真二選手に初SG制覇をもたらしたエンジンですけど、その後も勢いは衰えてません。

「ダービー」といえば、あーた、3位の「69」も印象深いわ。

 記者:予選トップだった久田選手が準優1号艇で涙のFですね。あの時は間違いなく「節一」。近況も好調ですよ。

 4強の一角の「10」は下向きの6位。確か、「ダービー」の時は1位でしたよね。

 記者:そうですね。篠崎仁志選手が引き当てたときは「初SG制覇か」って盛り上がりました。ただ、ダービー以降は優出もなく、下降気味なのは間違いないです。

 代わりに「25」と「49」が浮上してきたのね。どこがいいのかしら?

 記者:「25」は正月開催でエース浜野谷選手が「行き足型」にバッチリ仕上げました。「49」は寒くなってから機歴が上昇しており、正月開催の伸びは強烈でした。どちらも2トップをおびやかすエンジンです。

 他で注目のエンジンはどれでしょう。

 記者:「61」「65」は数字以上に期待が持てます。逆に「46」「68」は近況があまりにも悪いので割り引きですね。でもGⅠで調整力のある選手が一変させる可能性もあるので、前検や当日の気配チェックも忘れずに。