【ボートレースアカデミー】「選手食堂」と「ヘルメット」

2017年12月26日 09時46分

【舟券的中への近道 ボートレースアカデミー】

<選手食堂>ボートレーサーにとって体重管理は大事な仕事の一つ。となると、競走参加中の選手の食生活が気になるところだ。選手は一体、どのような食事をしているのだろうか。

 選手食堂は宿舎とレース場にある。昼間開催なら宿舎で朝食を取り、昼食はレース場で、夕食は宿舎に帰ってから食べるのが一般的。これがナイターレースになると、朝食、昼食は宿舎で済ませる。夕食は宿舎に帰ってからになるので、レース場の食堂は宿舎で朝、昼食を食べなかった選手が軽食を取る場になる。

 では、食堂にはどんなメニューがあり、選手はどのくらいの量を食べるのか? レース場は全国に24場。ローカル色を出したり郷土料理を出す食堂があるのかといえば、桐生では名物のソースカツ丼が夕食メニューになることがあるそうだし、海の幸が豊富な鳴門、まるがめ、児島では刺し身が出ることもあるという。

 一方、九州5場(若松、芦屋、福岡、からつ、大村)の食堂には同じ給食業者が入っており、夕食はバイキング形式。バイキングだとメニューも偏りがちでは?と思ってしまうがそこはプロ。手を替え品を替え、多彩なごちそう(時にはさざえのつぼ焼きも!)が並ぶそうで、選手にはおおむね好評のようだ。ただし、基本的に体重と収入が反比例する世界だけに、ほとんどの選手が“小食”だという。

<ヘルメット>ボートレース誕生から六十数年。競技の主役といえるエンジン、ボートはもちろん、用具、装備品も絶え間なく進化しているが、選手が身につける用具で一番大切と言っていいのが、頭部を守るヘルメットだ。

 ボートレース草創期からヘルメットの変遷を見てみると、工事現場用に近いものから、より厚さがあるものに移行(写真左上)し、フェースガードがついたアメフット型(写真中上)へ。そのアメフット型も、中央に縦ラインのガードをつけたモデル(写真右上)に進化したが、現在はカーレースで使用されるフルフェース型(写真下段=左から右へとモデルチェンジ)になった。

 現行モデルは、世界のヘルメット専門メーカー「株式会社アライヘルメット」の協力を仰ぎ、ボートレース専用ヘルメットとして随時改良されているが、今年2月から導入された最新型には(1)開口部の面積が大きく、伏せた姿勢でも空中線や大時計が見やすい。(2)プロペラによる耐切創性を高めるため母材のグラスファイバーにダイニーマ繊維や高強度のスーパーファイバー・ザイロン等が織り込まれている。(3)選手の首にかかる負担を軽減するため、シールドを除いて約1100グラムの軽量設計――などの特徴がある。

 ※フルフェース型からは私物として選手個人が購入。使用期限は3年が限度となっている。