【旬のボートレーサー】中田達也 飛躍のきっかけは「若松の初優出」

2017年12月20日 10時35分

福岡支部の期待の星・中田達也

【今が旬〜このレーサーに乗れ〜】今、乗りに乗っているレーサーを紹介する好評企画「今が“旬”~このレーサーに乗れ!~」。第8弾の今回は今年、念願の初優勝を飾り、来年1月からは自身初のA2級昇格を果たす中田達也(24=福岡・113期)をピックアップ!

 113期の修了チャンプにして、ボートレーサー養成所勝率も1位。地元・福岡ではデビュー時から将来を嘱望されていたホープだ。2013年11月の芦屋一般戦でデビューしたが、ここで早くも大仕事をやってのけた。何と、デビュー節にして、いきなり予選突破を果たし、その非凡な才能の片鱗を見せつけた。

 だが、その後は度重なるF禍に悩まされ、出世が遅れた感もあった。そんな中でデビュー5年目を迎えた今年、いよいよ初優勝のチャンスが巡ってきた。6月の住之江一般戦では初戦から3連勝とすると、予選を3位で突破。準優勝戦もきっちり逃げ切り快勝。その後に2、1位の選手が相次いで敗退し、優勝戦1号艇をゲット。この千載一遇のチャンスを逃さずにポールポジションから押し切って待望の自身初Vを達成した。

 本人は「確かにうれしかったですし、少しは自信にもなりました。ただ、あのときは初めから出ていましたから。節間ノーハンマーだったし、ラッキーでした」と意外な答え。

 中田にとって飛躍のきっかけとなったのは「自分の中で一番、自信になったのは若松での初優出のときですね」。

 5月の若松ゴールデンウイーク戦。全国でも屈指の層の厚さを誇る福岡支部ではGWの一般戦においても篠崎元志、岡崎恭裕が名を連ね、隣県の佐賀からも峰竜太が参戦とSG戦士がズラリと並ぶハイレベル戦だった。「あのメンバーの中で、しかもそれほどいいエンジンではない状況で、しっかり自分で調整をできて優出できたのがすごく自信になりましたね」

 来年の目標はまず「A1級」だが、期初めの11月に痛恨のF。「早くA1に上がりたいと焦ってしまっていた。今は焦っても仕方ない。自分のペースでしっかり落ち着いていきたいと思っています。A1になれる自信はある」と切り替えはできている。

「今年はヤングダービーに出たい」と明確な目標を胸に、さらなる上のステージへ駆け上がる。

☆なかた・たつや=1993年8月30日生まれ。福岡支部の113期生。2013年11月の芦屋一般戦でデビュー。同年12月の福岡一般戦で水神祭(初勝利)。初優出は17年5月若松タイトル戦で(3)着。初優勝は同年6月住之江一般戦。通算4優出1V。同期は椎名豊、佐藤博亮、春園功太、金子萌ら。身長169センチ。血液型=A。