イン絶対は過去の話 最近はダッシュ勢台頭

2013年01月23日 12時33分

【GⅠ関東地区選手権】29日に開幕する関東地区選手権の舞台となるボートレース江戸川は、全国24場の中で唯一、河川を利用した“特殊”な水面だ。

 

 ちなみに「上げ潮」はホーム追い、逆に「下げ潮」は反対のホーム向かいとなるので覚えておいて損はない。一般的には風の追い、向かいと同じ作用だが、これに風向きも加味しなければならないから厄介。潮と風が同じ向きならいいが、ぶつかり合う時は荒れ水面となる。

 

 過去5年の年間イン1着率は古い順に40、41、36、37、39%で平均38・4%とそれなりの率で、これまでは“イン有利”と言われてきたが、近年はそこまででもなく、むしろ「なんでもアリ」の水面に変貌しつつある印象でダッシュ艇の伸びパワーが勝るシーンが目立つ。

 

 石渡鉄兵、熊谷直樹、三角哲男といった名うての江戸川“スペシャリスト”には要注目だ。

 

 エンジンは昨年6月に初下ろし、約7か月経過している。上位機をタイプ別に見ると、行き足~伸びが強力の「パワー系」と、出足中心の「レース足系」に分類される。

 

 中でも地元記者が「エース機」と呼ぶ49号機はパンチ力がナンバーワン。

 8月のお盆開催で石渡鉄兵が優勝して脚光を浴びた。2連率は5位に甘んじるが、スリットの破壊力は「49」が断然だ。

 

 乗り手を問わずパワフルに仕上がる「23」、年末開催で中野次郎が優勝した「12」も伸びが出色。北風(向かい風)が吹く冬場はまくりが利くため、このパワー系3基は実に魅力的だ。

 

 一方、最高複勝率で出足抜群の「25」、10月のMB大賞で辻栄蔵が節一に仕上げた「60」はレース足が光る。

 

 ほかでは記念2Vの「56」、上昇一途の「40」「30」「55」も数字以上の力を秘めている。