平山智加 どん底から歴史的V

2013年01月18日 12時49分

初のG1制覇でうれしい水神祭

 ボートレース尼崎で12日から開催されていたGⅠ「近松賞」(開設60周年記念)は17日、第12Rで優勝戦が行われ1号艇の平山智加(27=香川)が自身初のGⅠ優勝。女子選手による男女混合GⅠ制覇は14年ぶり。周年制覇はなんと56年ぶりとなる大快挙を達成した。

「今日も先輩方からたくさんアドバイスを頂いた。私は本当に恵まれています。ファン、家族、関係者。支えてくれたすべての人に感謝したい」

 表彰後のインタビューで平山は涙を見せた。気持ちがあふれたのだろう。昨年は若松の女子王座や2節後の女子リーグの優勝戦を1号艇で敗退。暮れの賞金女王決定戦はトライアル初戦で妨害失格――。しかしその直後から3連続優勝で歴史的な偉業を成し遂げ、どん底から不死鳥のように羽ばたいた。

「(横西奏恵さんの)引退が本当にショックで…。その横西さんが出るはずだった近松賞に勝てた。いい報告ができます」

 人気を背負った女子第一人者が引退し巨大な空洞が生まれたボート界。それを埋めるように新たなスターが誕生した。

 山川美由紀の話=月並みですが、おめでとうと言いたいですね。やっぱりひと皮むけましたね、と(笑い)。こう言えば本人には分かると思います。私の時は6号艇でしたし、1号艇で勝つ方がプレッシャーがかかって大変だったと思います。しばらく優勝戦1枠で勝てなくて、悔しい思いをした部分が今につながったのでしょう。実は児島で優勝した時のインタビューを見て「顔つきが変わったな」と思っていました。四国地区選では、私がいろいろ教えてもらわないと(笑い)。