【平和島ボートSGダービー】桐生順平の“武器”を最大限発揮できるうってつけのプール 

2017年10月19日 16時41分

桐生順平

【ボートレース平和島・SG「第64回ダービー」カウントダウンコラム(1)】24日に開幕する伝統のSG「第64回ダービー」(平和島)のカウントダウン企画は「関東(敢闘)魂お魅せします!!」と題して、準地元の埼玉、群馬勢をピックアップ! 第1回は関東の若きエースに成長した桐生順平(31=埼玉)の登場だ。

 昨年のグランプリファイナリストは今年も賞金ランク3位と好位置につけている。年始には「やっぱりうれしかったですよ」と語る自身初となる地元・戸田の開設60周年記念(戸田プリムローズ)を制覇。さらに3月の児島でも15年以来、自身2回目となるSGクラシック優勝。今年序盤戦は「流れ良くこれてました」と、賞金ランクトップに立っていたほどだ。

 だが、近走は手堅い走りこそ続いているものの、戸田GW戦以降Vがなく、快音が聞かれないのが実情だ。「夏場に入ってペースダウンしてますね。夏場に苦手意識があります。調整が分からないんですよ」と嘆く。過去の成績をみても、SG2Vは前述したようにいずれも3月開催のクラシック、昨年11月のGⅠ尼崎センプルカップ(開設64周年記念)Vなど、確かに良績は秋~春に集中している。

 とはいえ、ダービーは10月下旬の開催。特に今年は秋らしい気象条件になっており「気温が下がってきて調子が上がることが多いし(グランプリの)ベスト6に入れるように気を抜かずに頑張りたい」と意気込む。

 ダービーというタイトル自体も「1年間の勝率で選出される大会だし、格式あるレースだと思ってます。チャンスがあれば取りたい」と目標にしている大会のひとつだ。

 今年の開催地・平和島でも良績を残している。昨年5月にGⅠトーキョー・ベイ・カップ(開設62周年記念)を制覇。他にも一般戦で優勝があり「走りやすい淡水の方が好きなので(平和島に関しては)得意というイメージはなかったんですが、成績を見ると相性は悪くないですね。勝つと違いますね」と苦手意識はない。

 今回は関東の代表格としての参戦。桐生自身には「東西の意識はない」とのことだが、勝率上位者が他にもいた中で、ドリーム戦選出がその証左だ。関東のレース場は総じてオールラウンダー的に走る必要があることを考えると、総合力の高さが武器となっている桐生のレーススタイルは代表としてまさにふさわしいものといえるだろう。

「選んでいただいてありがたいです」と若武者が東の期待を背負って激走する。

☆きりゅう・じゅんぺい=1986年10月7日生まれ。福島県出身、埼玉支部所属。2007年5月戸田デビューの100期生。ダービーは12年福岡大会から5年連続で参戦しており、昨年福岡大会の準優4着が最高の成績。同期は松尾昂明、川野芽唯、青木玄太、平高奈菜、鎌倉涼ら。身長=162センチ。血液型=AB。