【ボートレース下関・ナイターGI「開設63周年記念・競帝王決定戦」モーター評価】当地モーターで一番のオススメは35号機だ。どんな選手が乗ってもパワーは強力で、節一級の伸びを見せることが多い。いささか乗り手に恵まれなかった感もあり、優勝回数は0だが、トップクラスの選手と組んだ時にどれほどのパワーを見せつけるのか楽しみ。38号機はGW戦で白井英治が11走オール2連対でVを決めたモーター。その時の白井は「明らかな伸び型」とのコメントを残しており、こちらも節一級の伸びに仕上がる可能性を秘めている。

 71号機、60号機も伸び寄りの好仕上がりが期待できる素性機で、調整力のある記念クラスが乗れば、それ相応の活躍が期待できそうだ。また2連対率は低めながら、推したいのが近況上り調子の58号機。3節前に使用した西川昌希が全体的に強力だった上に続く2節前の照屋厚仁も強烈な回り足を見せていただけに目が離せない。

【水面特徴】インコース1着率は高めで、やはり内枠が有利と見ていいだろう。ナイター開催となって以降、地元選手からは「特に大きな変化はない」との声が多いが、ベテラン選手からは「完全に暗くなればいいけど、夕方からの暗くなり始めの時間帯は波が見えづらい」との声も。また海水のため「水面は軟らかくて乗りやすい」ようだ。しかしSは難所でもあり「Sが届きにくいので突っ込まないといけないし、突っ込みすぎるとFをしてしまう」ことも。風も変化するため、当地参戦回数が多い地元選手が優位と言えそうだ。