【蒲郡ボート・GIヤングダービー】篠崎仁志 今大会で自分の立場を自覚

2017年09月15日 11時00分

【ボートレース蒲郡・プレミアムGⅠ「第4回ヤングダービー」カウントダウンコラム(2)】ボートレース蒲郡のプレミアムGⅠ「第4回ヤングダービー」が19日に開幕。恒例の直前連載は「これがラストチャンス! 俺が勝つ!!」と題して今年でヤングダービーを“卒業”する選手に注目しているが、第2回はすでにGI3Vがある篠崎仁志(福岡)と、もう1人、重量級ハンディを抱えながらも一線級として活躍する海野康志郎(山口)だ。

 ヤングダービーの前身である2011年の「新鋭王座決定戦」初出場からトータルして若手限定GIに7年連続7度目の参戦となるが、この7年の間に大きく飛躍した。

★篠崎仁志 今大会で自分の立場を自覚=13年の「新鋭王座」をはじめGⅠ3V。SG常連となり昨年は大村のチャレンジCで初優出すると、悲願のグランプリ初出場も果たした。「グランプリではたくさんのことを学びました。経験したことすべてがプラスになっています」と、ひと回りもふた回りも大きくなった。

 まだ29歳だが、すでに若手選手の域を超えてボート界を引っ張るトップレーサーの一員。ヤングダービーでは“格上”の存在だ。もちろん、その自覚も十分ある。「この大会でのボクの立場が変わってきていることは分かっています。今では優勝候補として周囲に見られていることもひしひしと感じていますから…。ただ、それをプレッシャーとして感じることはない。しっかりとレースをしなければいけないという気持ちはありますけどね」という。

 そして、今年がいよいよ最後の出場。「このタイトルに挑戦できるのは今年で最後。悔いのないレースをしたい。でも、やることはいつもと一緒ですよ。自分の仕事をしっかりやって結果を出したいですね」と気持ちを引き締める。“貫禄”の走りから目が離せない。 

☆しのざき・ひとし=1987年12月3日生まれ。福岡支部101期生。2007年11月に福岡でデビュー。初Vは10年9月の福岡新鋭リーグ。GⅠは13年9月の桐生「新鋭王座決定戦」など3V。兄は篠崎元志(96期)。昨年は史上初の兄弟でのグランプリ出場を果たした。同期は片岡雅裕、後藤翔之、山下友貴、守屋美穂ら。身長166センチ。血液型=A。

★海野康志郎「ラスト勝負は勝てる位置から」=いよいよラストチャンスに挑む――。95期生でデビュー13年目。今大会の出場選手一覧の最上位に名前が記されているように最古参。次の松崎祐太郎が100期生だから他のメンバーと比べるとキャリアの差は歴然。新鋭王座決定戦の時代から数えると今回が8回目の出場となるように圧倒的な経験値を積んでいる。

 海野の持ち味はけれん味のない全速ターンで攻め立てる豪快なレースだが今大会に限っては「コース取りは厳しく狙っていくつもり。勝てると思う位置から果敢に攻める」と前づけアリの貪欲な姿勢で“勝利”に徹することを宣言した。

 小柄が有利なボート選手の中にあって、身長173センチ、体重も60キロオーバーとかなり大柄で常に重量ハンディを背負うが「体重を負けた言い訳にしたくない」とけなげに語る。さらに「今回は体重は落とせるだけ落としていく。ランニングで落としたいが、あっせん続きで走るヒマがない。とにかく食べないようにする」と決死の覚悟での減量で大舞台に臨む心構えだ。

 そして「ついにラストがきた! 今までいい結果は残せてないけど、最後ぐらいは活躍したい。とにかく結果を出したい。目標は当然、優勝です! 優勝して(地元)下関チャレンジカップやグランプリシリーズに出たい。ここからSGやGⅠで活躍したい」と胸に秘めた野望もぶち上げ、強い意気込みを感じさせた。

☆うんの・こうしろう=1987年12月15日生まれ。山口支部95期生。2004年11月の徳山でデビュー。07年4月の下関一般戦で初V。08年1月のまるがめ新鋭王座がGⅠ初出場。通算17V。いとこに海野ゆかり。同期は峰竜太、岡村仁、山田哲也、藤崎小百合ら。身長173センチ。血液型=A。