【蒲郡ボート・GIヤングダービー】中田竜太「GPに直結する高額賞金、結果は求めたい」

2017年09月14日 11時00分

【ボートレース蒲郡・プレミアムGⅠ「第4回ヤングダービー」カウントダウンコラム(1)】19日、ボートレース蒲郡で開幕するプレミアムGⅠ「第4回ヤングダービー」の直前企画「これがラストチャンス! 俺が勝つ!!」――。第1回はドリーム戦1号艇・中田竜太(埼玉)とボート界最大勢力となる九州軍団の一員・上野真之介(佐賀)をピックアップ! すでにGⅠ優勝があり、SG・GIを主戦場として戦う中田にとって、最後のヤングDの位置づけは? また“下克上”を狙う若獅子・上野の胸中は?

★中田竜太「GPに直結する高額賞金、結果は求めたい」=今年4月にGⅠまるがめ65周年記念を制し、現在、獲得賞金は4100万円超。ランクは第18位(13日現在)と、初のグランプリ出場を見据える埼玉のホープにとって、年齢制限のある“限定戦”に特別な思い入れはないという。

「正直言って、欲しいタイトルではないです。過去にすごい選手が勝っていることはもちろん知っていますけど、勝っていなくてもすごい選手もたくさんいますからね。ただ賞金は大きいですし、勝てばグランプリにもつながる。そういう意味では結果はしっかり残したいです」

 あくまでも、年末の大一番に向けて賞金を加算するための大会の一つと捉えている。

 その分、「優勝」をハッキリと意識している。「最後なので、もちろん優勝は狙いますよ。ドリーム1号艇で出るのは初めてですし、これまでよりはチャンスがあるのかな、という意識はあります」。DR戦2号艇の篠崎仁志とともにV候補として臨むだけに「優出はしないといけないと思っています」と、シリーズを引っ張る覚悟もできている。

「エンジン抽選でそれなりにいいエンジンを引いて、初日にまず乗ってみてから、そのシリーズをどう戦っていくかを考えるようにしています。それで『優勝も狙える』という感覚になれば、目指します。それは一般戦でもGⅠでもSGでも変わらないことですけど」

 レースのグレードやレベルに関係なく、シリーズに臨むプランにブレはない。最後のヤングダービーでも格上の存在感を見せつけるはずだ。

☆なかだ・りゅうた=1988年4月10日生まれ、埼玉支部の104期生。2009年5月、戸田でデビュー。13年9月、戸田タイトル戦で初優勝。今年4月のまるがめ開設65周年記念でGⅠ初制覇を果たした。通算15V。同期は岡村慶太、松田大志郎、竹井奈美、西川昌希ら。身長166センチ。血液型=A。

★上野真之介「ラストチャンスでSGカッパがほしい」=「とにかくSGカッパが欲しい!」――。すなわち「SGに出たい」と“ガツガツ感”をあらわに、こう言い切るのは師匠・峰竜太率いる“チーム峰”の中核をなすこの男だ。

 SGカッパとはその名の通り、SGに出場した選手のみに贈られるレーシングスーツのことで、若手選手にとってはいわば格上の証し、ステータスシンボルとなっている。

 優勝すればSGクラシックの出場権利を得られる今大会に、上野は「タイトルではなく、とにかくあのカッパが欲しい。このヤングDはそのための一
つのチャンスの場」と明確な目的意識を持って臨む。

「来年は30歳。ヤングDだけでなく、選手としても、人としても“ラストチャンス”と思ってる。この10年、何も結果を出せてないですから。今やらなければ…と最近はいろいろと意識、考え方を変えて取り組んでいる」

 並々ならぬ決意と覚悟を持って臨んでいる近況は成果となって顕著に表れている。今期(5月~)に入ってから11節走って7優出3V。前節のGI住之江高松宮記念でも予選突破と、以前とはガラリ一変のレースぶりだ。

「(峰)竜太さんはもう背中が見えないし、(山田康二、前田将太、遠藤エミら)同期も頑張っている。とにかく自分がやらなきゃダメ。下を見たら楽だけど、それではダメ。上を見てやるだけ」。今シリーズは上野の“本気”の走りに注目だ!

☆うえの・しんのすけ=1988年2月25日生まれ、佐賀支部の102期生。2008年5月、からつでデビュー。同年8月、若松で初勝利、10年6月のからつで初優勝を飾る。GIでは13年2月の住之江56周年記念で初優出があるが、SG出場はまだない。同期は前田将太、山田康二、河合佑樹、遠藤エミ、樋口由加里ら。身長167センチ。血液型=A。