【蒲郡ボート・ヤングダービー】岩瀬裕亮&今井美亜スペシャル対談

2017年09月15日 14時25分

岩瀬裕亮と今井美亜

【蒲郡ボート・プレミアムGI「ヤングダービー」岩瀬裕亮&今井美亜スペシャル対談】将来のボートレース界を担う若手の競演、プレミアムGⅠ「第4回ヤングダービー」が19日、愛知県のボートレース蒲郡で開幕する。大会前に地元主役、優勝候補として期待の高まる岩瀬裕亮(29=愛知)と106期同期の今井美亜(27=福井)の2人のスペシャル対談を実施。今大会に懸ける意気込みや見どころを同期ならではの軽妙トークでお届けする。(聞き手・白河雪菜キャスター)

 ――デビューして7年。お2人で大舞台に臨むのはこれが昨年のとこなめ大会に続いて2回目です

 今井:岩瀬クンがいると安心します。いろいろと勉強になることを教えてくれるので心強い。

 ――訓練生時代からお互いにどういう存在でしたか

 今井:すごくポジティブで頼れる存在でした。とにかく明るいのでどんな時でも“イケるよ”って励ましてくれるんです。

 岩瀬:逆に僕が励まされることが多い。僕のことをポジティブって言ってくれたけど、彼女もそう。ポジティブ同士だと何かといいんですかね。

 今井:良かった。今年も一緒にいてくれて(笑い)。

 ――岩瀬選手は29歳。ヤングダービーは今年がラストチャンスですよね

 岩瀬:地元なのでどうしても力が入ってしまうけど、何でもポジティブに考えて頑張ります。

 ――同期でお互いをずっと見続けてきて、尊敬できる部分は

 岩瀬:レース場で試運転とペラ調整を繰り返しずっとやり続けてるのはすごい。自分ならある程度納得したらそこまでストイックにやらないですからね。自分にはないところを気付かせてくれる。

 今井:心配性なんですよ、私。岩瀬クンはとにかくターンがすごい。メッチャうまい。普通にしてたら勝てるので、今回もとにかく普通にしていてほしいなあ。

 岩瀬:ハイ。普通にしてます(笑い)。

 ――前回蒲郡のお盆シリーズで岩瀬選手は優勝戦でFを切ってしまいましたが、正直ヘコみますよね

 岩瀬:ホットな話題ですね。Fに関しては今井さんのほうが“先輩”なんで、どういう精神状態なのか逆に僕のほうが教えてもらいたいです(笑い)。

 今井:本数的にはそうですかね。いつも口では切らんとこ、と思っても勝負にいった結果がそうなってしまったことなんで…。仕方ないよ!

 岩瀬:そう言ってもらえると傷が癒えます。今井さんは(昨年8月の津GⅠレディースチャンピオンで)F2で優勝戦に乗ったりもしてるしね。

 ――でも勝負にいってくれる選手のほうが舟券を買う立場からすれば、納得はいきますよ

 今井:切ろうと思って切ったことはこれまで一度もないし、勝ちたい気持ちが強過ぎるんですかね。

 ――早いなと思っていても外がきてるから放れなかった、なんてこともよく聞くんですけど

 今井:ここで落としたらまくられると分かるので放り切れなかったりもしますね。

 岩瀬:それがなおさら、勝負どころだとそうですね。ホントはそれじゃ、ダメなんですけど。蒲郡では前回、ファンの方や施行者の方にご迷惑をかけているので、その分も取り返す気持ちでしっかりやります。

 ――今井選手のファンの方が一番気になっていることをお聞きしたいのですが、ズバリ好きな人はいますか

 今井:まあまあブチ込んだ質問をしてきますね。

 ――すごく気になるので。いるってことでいいですか

 今井:私、ウソつけないんでやめましょうよ。

 ――岩瀬選手はご存じですか

 岩瀬:今は知らないです(笑い)。

 今井:岩瀬クンとは割と恋愛のことも話すけど、笑われることが多いです。

 ――笑われるような恋愛遍歴なんですか

 岩瀬:イヤ、訓練中からずっと一緒だったのでソレを考えたら彼女もだいぶ大人になったな、と。

 ――グイグイいくタイプなんですかね

 岩瀬:いく時はいくし、結構レーススタイルと似てる。

 今井:そうかもしれないですね(笑い)。自分が思ったことは相手にすぐ言ってしまうタイプなので。(恋心を)温めるとかよく分かんない。

 ――それでフラれたりしたら…

 今井:自分からいってそれでフラれたら仕方がない。付き合えれば最高だけど、それよりも自分が相手のことを好きだったらそれでいい。仕事でも以前は嫌なことをいつまでも引きずったりしてたけど今はそれがないし、恋愛も一緒。すぐに忘れちゃうし、逆にそれがいいのかな、と思ってます。

 ――お2人とも大舞台になればなるほど燃えるタイプですか

 岩瀬:ハイ。

 今井:私もそうです。

 ――ここでイワしてやろうとかそういう気持ちが強いんですかね

 岩瀬:単純に言えばそうですね。ただ、燃え過ぎちゃっていつもみたいなレースができなくなることもあるだけに、それだけは今回避けたい。

 ――相手が強ければ強いほどメラメラするようなこともあるんですかね

 今井 私の場合は女子戦の1号艇の時は絶対勝たなきゃいけないというプレッシャーが強いけど、そういうのがなくてチャレンジャー精神の時のほうがいいのかな。
 ――最近だと16年1月の平和島「3Daysバトルトーナメント」で6コースから優勝したレースがファンの方も印象深いと思いますが

 今井:あの時は全く勝てると思ってなかったので、こんなこともあるんだな、といい勉強になりました(笑い)。

 ――リラックスできてるほうがいいんですかね

 岩瀬:今回もお互いに空気を正常にしてれば、いいところがあるんじゃないかなと思ってます。

 今井:私は、ここ一番でやらかしたりするのでそんなことがないように。

 岩瀬:自分は優勝戦に乗る回数に比べて優勝している回数が少ない(通算48優出で6V)。あまり“持ってる”タイプではないので、そのあたりも大きな舞台をきっかけに変えていきたいですね。

 ――それでは今大会にかける意気込みや目標をボードに書いて挙げてください

 岩瀬:僕は「自然体」でいきたいですね。自然体こそ自分にとって優勝できる一番いい状態ですからね。今回が最後のヤングダービーになるけど、そこは逆に意識し過ぎないようにリラックスして優勝を狙っていきたい。

 今井:私はズバリ「優勝」です。普段はあまり優勝したいとか言わないんですけど、言わな過ぎて逆にダメなのかなと最近、思うようになったので書いてみました。

 ――自分を鼓舞するというか、テンションを上げていくためにも言葉の力は重要ですよね

 今井:ハイ。それにここで優勝できたら年末(クイーンズクライマックス)も見えてくるので、そこも含めて、できたらいいなという気持ちです。
 ――最後にファンの方々にメッセージをお願いします

 岩瀬:蒲郡はリニューアルオープンして施設もきれいだし、ぜひご家族揃ってお越しいただき応援してください。

 ――ホント、蒲郡は雰囲気がいいですよね

 岩瀬:デート向きだと思うので、ご家族だけでなく、カップルの方もぜひ(笑い)。地元蒲郡のトリとして精一杯いいレースをします。

 今井:一走一走いいレースができるよう頑張ります。地元の岩瀬クンと一緒に応援していただけるとうれしいです!

 

◇スペシャル対談(1)

◇スペシャル対談(2)

◇スペシャル対談(3)

☆いわせ・ゆうすけ=1988年6月11日、愛知県生まれ。106期生。2010年5月の蒲郡でデビュー。その1か月後の戸田で初勝利を飾る。13年10月の児島で初V。14年のとこなめ60周年記念でGⅠ初優出(5着)を果たした。SG「ボートレースメモリアル」には14年と今年、蒲郡推薦で出場している。趣味はバイク収集。身長163センチ。血液型=A。

☆いまい・みあ=1990年8月14日、富山県生まれ。106期生。2010年5月の三国でデビュー。14年2月の尼崎で初V。16年1月の平和島「ボートレースバトルトーナメント」で峰竜太ら強豪相手に優勝している。富山県立水橋高校在学時にカヌーを始め、08年の大分国体で500メートル、200メートルで2位入賞の実績がある。身長158センチ。血液型=AB。