【若松ボート・SGメモリアル】岡崎恭裕 新武器は「4角まくり」

2017年08月18日 14時53分

岡崎恭裕

【若松ボート・SGメモリアル:カウントダウンコラム「地元代表 魅せます!!“福岡魂”」2】22日開幕する“ボートレース版甲子園”と呼ばれるSG「メモリアル」(若松)のカウントダウン企画「地元代表 魅せます!!“福岡魂”」の第2回は岡崎恭裕(30)をピックアップ!

 天才的なレースセンスを誇る技巧派として知られる岡崎。SG初Vだった浜名湖オールスターは5コース(6号艇)から狭いところをコジ開けてのもの。3、5コースからのまくり差しは岡崎が最も得意とする“決め技”だ。

 調整面でも独自のセンスを持っている。「足も悪くないことが多いけど、足を求めて調整しているわけではないんです。回転をしっかり合わせることを心がけている。ただ形がズレていると起こしがおかしかったりするので、形も合わせてという感じ。それがバランスの取れた足になると思っています。足合わせで負けても気にしない」。あくまで自身の体感を最優先している。それでもあれだけの足に仕上がるのだから、感性の高さは持って生まれたものだろう。

 だが、近年はレーススタイルに少し変化が出てきた。今年に入っての平均Sはコンマ14。昨年あたりから明らかに精度が上がっている。「意識を変えて早くなっていますね。昨年グランプリに行けたのもSが大きい。もともとFが多いタイプで、人を見てSすることも多かったけど、一時期、Fを切らない時期があって、自分のS勘をつくれたのは大きかったと思う」。その結果、4コースからの強攻戦が増えた。

 GⅠ初優勝となった3月の江戸川ダイヤモンドカップはトップS(コンマ11)からの4カドまくり。鳴門グラチャンの準優戦でも、決まり手こそまくり差しだったが、トップSからの自力駆けだった。岡崎は「あれは弱気のまくりなんですよ。4コースからターンマークを差すのが苦手で、差すと5コースの引き波にはまってしまうことが多い」と話すが、S力向上に伴う相乗効果が生まれ、新たな武器を手に入れたのは間違いない。

 開催地の若松水面にも自信をのぞかせる。「若松は地元3場の中でも最近一番走らせてもらっているし、エンジン出しを含めて相性がいい」。6月の65周年では4日目にFを切ったが、予選トップ通過がかかっており、攻めた結果だけに仕方がないところ。

 むしろ「エンジンはメチャメチャ出てました。Fはタッチを狙って行った結果で悔いはない」とキッパリ。

「毎節やることは一緒だけど、地元だし優勝できたらいいと思ってます。借りも返したいですね」と意気込む。今シリーズは雪辱戦として格好の舞台となる。

☆おかざき・やすひろ=1987年1月10日生まれ、福岡支部の94期生。2004年5月福岡デビュー。GⅠは今年3月の江戸川ダイヤモンドCで初V(優出14回)。SGはそれ以前に10年5月浜名湖オールスターV(優出9回)。同期は今井貴士、稲田浩二、麻生慎介ら。身長=173センチ。血液型=O。