脱サラ長畑 価値あるV2

2013年01月09日 15時30分

<平和島:東京ダービー>東京支部に新星が誕生だ! 熱戦を繰り広げた平和島「第42回東京ダービー」は8日、12Rで優勝戦が行われ、長畑友輔(30)がインから逃げて2度目のVを達成した。

 大方の予想通り2号艇・矢後剛がチルト3度にはねて大外へ出たが、まくり切った準優戦のような伸びは不発。矢後対策で「伸びを意識した」という長畑はトップSで先マイを果たした。

「Sして横を見て矢後さんがいなかったので余裕を持って回れました」

 1M切り込んだ中野次郎がバックで内から迫ったが自慢の伸びで突き放し、デビューの地・平和島では初となるVゴールを決めた。
 昨年9月の初V(江戸川)とはひと味もふた味も違う。

 なにせ伝統ある「東京ダービー」のタイトル。しかも、浜野谷憲吾、中野次郎ら東京支部トップレーサーを押しのけての優勝だ。30歳を超えて初優勝、初A2級と上り調子の新星は「今年の目標はA1級です。もっと強い選手になりたいです」と言い切った。

 サラリーマンからレーサーに転身した叩き上げ。低迷する東京支部に、遅まきながら楽しみな男が出現した。