【芦屋ボートGIレディースチャンピオン】守屋美穂 子供の笑顔で心身充実

2017年07月27日 14時00分

息子の存在が原動力になっている守屋

【芦屋ボート・プレミアムGIレディースチャンピオン:カウントダウンコラム「ママさんレーサーの挑戦」(1)】“夏の女王決定戦”プレミアムGI「第31回レディースチャンピオン」が8月1日、ボートレース芦屋で開幕する。恒例のカウントダウン連載は「働く女性の鑑!! ママさんレーサーの挑戦」と題して母親レーサーに注目。家事、育児に本職のレースと、多忙極まりない環境下で奮闘する女子レーサーをピックアップ。“母は強し”の原動力を探った。第1弾は守屋美穂(岡山)。

 2015年9月に第1子が誕生。自慢の長男坊は現在、1歳10か月。家では「いつも“やんちゃ”で走り回ってますよ~」と元気にスクスクと育っているようで「不思議ですよね。子供の笑顔は何時間でも見ていられる」と語る表情はとても穏やかで、まさに母親のぬくもりを感じさせる。

 ママさんレーサーとなって走り方に変化はあったか?と問うと「よくその質問をされるんですけど…特に何も変わらないですよ。子供のために頑張るのは当然ですし、レースはいつも通り」と即答。

 もちろん「レースで成績が悪くても、嫌なことがあっても、子供の顔を見ると癒やされる。それが(仕事への)励みになっている」と愛息の存在がレースへの活力、原動力なのは間違いなく、以前と変わらぬ技巧派のレーススタイルで復帰後もしっかりとA1をキープしているのはさすがだ。

 このレースと家庭の良好なバランスを保つのは楽ではないはずだが「自分がレースのこととかを家庭に持ち込むと家族が大変になる。それが分かっているし、オンとオフの切り替えは大事。でも私は自然とそのスイッチが切り替えられているんですよね~(笑い)。レースでは目の前のことに集中。家では普通のママです」と天性の切り替え術で乗り切っているようだ。

 そんな守屋の目標は年末のプレミアムGⅠクイーンズクライマックス出場だ。「14年と15年は出場できたけど、16年は産休があって間に合わなかった。その時、客観的に“あの12人は特別だな”と思えたし、出たい気持ちが強くなった」と改めて女子艇界の頂上舞台を見つめ直したようだ。それでも「あまり目標を遠い先にしてしまうとしんどくなるので、そこはあまり意識はしないようにしてます。まずは目の前の一走一走」とも。

 今回のプレミアムGIレディースチャンピオンも「この先にF休み(8月~)も控えているし、ここで頑張って稼いでおきたい気持ちはあります。一つひとつしっかりやって、その結果で最後の12人に入れればいいと思ってます」と泰然自若。

 心身充実の守屋が悲願のタイトルホルダーになる日はそう遠くはないはずだ。まずは、この「芦屋決戦」が見ものだ!

☆もりや・みほ=1989年1月20日生まれ。岡山県出身の101期生。2007年11月にボートレース尼崎でデビュー。翌月のボートレースびわこで水神祭(初勝利)。13年2月の鳴門で初優勝を達成した。同期には篠崎仁志、後藤翔之、片岡雅裕、大池佑来、尾嶋一広、山下友貴ら。身長153センチ。血液型=B。