【まるがめボートSGオーシャンカップ】潮が引けばダッシュ勢の出番

2017年07月11日 10時57分

【まるがめボート「SGオーシャンカップ」12日開幕=カウントダウンコラム(4)】

【水面特徴】まるがめ=イン天国のイメージが定着しているが、過去1年間のインコース1着率は50%。同じナイター場の住之江(54%)や若松(53%)を下回っているように、インが圧倒的に強いわけではなく、決まり手も多彩だ。

 レースを左右するのが海水面特有の潮の干満。地元の近江翔吾が「潮が高ければ乗りづらいし、低ければ乗りやすい」と話すように、潮が満ちると“うねり”が発生。水面が不安定になるため、まくると流れてしまう。

 逆に潮が引くと完全な静水面。思い切った旋回が可能になりダッシュ勢の出番が増える。

 オーシャンC期間中は初日から3日目までが中潮で、以降は小潮。節間を通して潮位は高めで、落として回るイン艇向きの水面コンディションといえる。

 風向きは年間を通してほぼホーム向かい風。夏場は比較的穏やかだが、「気温が下がって夜になると風向きが変わる。追い風が重なるとSがどうしても早くなるので難しい」(近江)と言うように昼と夜で別の顔を見せるので注意が必要。

 また1M側に防風ネットが設置されているのに対し、2M側には風をさえぎるものがない。そのため、しばしば2Mで着順が入れ替わる。周回展示での2Mのターンは要チェック!


【エンジン評価】現行機は昨年11月18日から使用開始、約8か月が経過した。上位グループは何機かあるが、エース格は不在で、5優出3Vで直前までエースの呼び声高かった48号機は、2節前に松本弓雄が他艇と接触してペラとギアを交換。「上位級が中の上になった」と爆発力が少し低下している。

 2連率50・7%でパワー双璧とみられた18号機は伸び型に仕上がる看板機。こちらも2節前(角川政志)に新ペラ交換があったが、それでも内寄りから伸び返していた。

 上昇急なのが21号機。春先は伸び型だったが、近況は出足から行き足を中心に好気配で、前回の鈴木博は当地でここ5年8節連続優出しているが、その中でも「一番出ている」と豪語して差し切りVを飾った。

 安定感の高さなら45号機だ。前回の沢田昭宏は途中帰郷したが①②①でまとめていた。実戦でのレース足が良さそう。また中田竜太が4月のGI「京極賞」で予選トップ↓GⅠ初Vを演じた14号機は、一時ほどの爆発力はなく、合えば中の上には仕上がる程度。

 2連率3位ランクの33号機は出足型で夜の方がパワーを生かせそう。ほかでは6、17、59号機が伸び寄りで特に6号機は前回の武田正紀が上位級だった。さらに31、34号機がバランス型。55号機は爆発すれば面白い。特注は57号機だ。