【目指せ!ヤングダービー】高田ひかる 躍進の原動力は練習とトランポリン

2016年11月09日 10時00分

高田ひかる
目指せ!「ヤングダービー」U-30の咆哮

【高田ひかる(22=三重・113期)】ヤングダービー世代にスポットを当てた好評企画「U―30の咆哮」――。今回は新進気鋭の女子レーサー・高田ひかるを取り上げた。弱冠22歳ながら近況、急成長を遂げている期待のホープだ。

 地元津のファンなら一度は目にしたことがあるだろう。津ではレース直前に様々なVTRが流れるが、その中で他の若手と一緒に、海岸清掃活動のボランティアの様子を愛くるしい笑顔でPRしているのが高田だ。

 ピット内でも常に笑顔の人気者だが、ここにきての成長は目を見張るものがある。16年後期適用勝率3・55から17年前期勝率は4・77に大きくジャンプアップ。

 特にここ3か月の上昇度は素晴らしいものがあり、10月の2節(津ヴィーナス、三国Aレディース)はいずれも準優進出を果たして、軽く勝率5点を超えている。

 その躍進の原動力となったのが熱心な練習とトランポリンだ。

 前述の津最終日では3コースの選抜戦こそ1着だったが、前半6Rではイン戦を落として5着。人気に応えられなかったのがよほど悔しかったようだ。「レースでここがダメだったというところをすぐに復習できるんです」と、次節の前検日にはさっそくイン戦の練習に取り組んでいた。

 トランポリンは母親の勧めだったそうだが、これにより体幹が強化された。「これまでより艇が安定するようになってコケなくなりました。握れるようにと思ってやってたんですが、差しもできるようになったのが大きいです」とのこと。

 また、女性にとってはうれしい効用もあり、デビュー当時の52キロから45キロへ、ダイエットに成功。「出足がないと思ってペラを叩いていたけど原因はペラだけじゃなかったですね。減量の効果は大きいです」と舟足の向上にもつながった。

 もともと「最後まで諦めないのが自分の強み。諦めない気持ちは誰よりも強く持とうと思ってます」とハートの強い高田だが、様々な相乗効果もあって、特に最近は追い上げるレースが多く、勝率アップにつながっている。

 今後の目標も大きい。師匠の本部めぐみ(旧姓・西村)が持っているレディースチャンピオンの最年少優勝記録(24歳3か月、98年第11回三国大会)の更新だ。

「レディースCに出たこともないのに何をいうかという感じですが(今年8月津の)優勝戦を生で見て、自分もドキドキしたし、ここに立ちたいと思いました」と現場の緊張感を目の当たりにしたことで決意を新たにしている。

☆たかだ・ひかる=1994年8月5日生まれ、三重支部所属。2013年11月、津デビューの113期生。15年3月まるがめオールレディース戦で初1着。優出、優勝はなし。同期は同支部の春園功太、中山将のほか、椎名豊、佐藤博亮、小城千奈ら。身長157センチ、血液型=A。

※次節出走予定…津オールレディース戦(12~17日)