【若松ボート・ナイターGⅠ全日本覇者決定戦(3日開幕)エンジン相場&水面特徴】

<エンジン>現行のエンジンは昨年12月から使用し、11か月が経過。相場はほぼ固まっている。エース級の評価は18、50号機だ。18号機は初下ろしからパワーを発揮し、伸び中心に仕上がる傾向。50号機も伸び型のエンジンで中辻崇人が「10年に一度乗れるか乗れないか」と絶賛した快速機だ。

 これに次ぐのが30、40号機。30は行き足系統が抜群。40は2節前に茅原悠紀がVを飾った。伸び型からバランス型にシフトすればエース機に肉薄する存在。その他では11、19、20、23、47、52号機にも要注目だ。


<水面>当地は2M側で洞海湾と直結しており、海水で干満差がある。インの1着率は平均的だが、GⅠになればS巧者も揃うだけに、イン主体の舟券作戦がスタンダードだ。

 ただ季節は秋から冬へ。移動性高気圧に覆われていれば比較的風は緩やかなのだが、冬型の気圧配置となると話は変わってくる。ホーム向かい風が強く吹くことが多く、5メートル以上の風が吹けばインの信頼度は下がる傾向になる。水面状況を考慮した組み立てが必要だ。