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【ボートレースアカデミー】「ダンプ」と「本体整備」


舟券的中への近道 ボートレースアカデミー

【ダンプ】先日、行きつけの飲み屋のカウンターで「テレビのチャンネルを“回して”いいか?」と尋ねたところ、一同にキョトンとされた。いわく、チャンネルは“回さない”そうな…。もはや「死語」なのだ。

 というわけでこの【ダンプ】もすでに死語になっているが、古き良き時代を知るオールドファンならわかってくれるはずだ。

 いわゆる「ダンプカー」を指しての意味で、別名「突進」とも言われていた。ターンマークを旋回時に先行する艇に対して、自身の艇を故意?にぶつけて、相手をはじき飛ばし、自分の艇の着位を上げようとする行為。

“超”近代ボートレースでも相手をはじき飛ばすターンをする選手はいなくはないが、ターン技術の進化、高速化に伴い、同じような行為でも、現在は非常に“滑らか”になっている。

 ひと昔前は、ハンドルを切らないような、真っすぐに相手艇にぶつかっていく、かなり危険なもので、いわば“ラフプレー”と言えた。

 もちろん、あまりに悪質な場合には「妨害失格」や「不良航法」などの制裁(減点)が下されるのは当然だ。

【本体整備】選手コメントを聞いていると「プロペラ調整」や「ギアケース調整」とか「外周りの調整」といったフレーズが出てくるが、それらに交じり「本体整備」という言葉も聞くはず。読んで字のごとく「エンジン本体の整備」を簡略化した言い方だ。

 ボートレースで使用するエンジンを大まかに分類すると「燃料タンク」と「電気系統一式」が最上部にあって、その下に“エンジン本体”、さらに「キャリアボデー」、最下部に「ギアケース」と縦に並び、「プロペラ」へとつながっている。

 エンジン本体と呼ばれる部分はその中央部にあり、ボートを動かすための“パワーを生み出す”動力源だ。

 シリンダーケース内で燃料を爆発させてピストン運動を起こしクランクシャフト、ギアケースを経由してプロペラに“パワー”として伝えられ、それを推進力としている。

 一般的には公式発表される「ピストンリング」「ピストン」「シリンダケース」「クランクシャフト」の交換がメーンだが、発表には及ばない、本体の分解組み直しや、部品の洗浄、ピストンやリングのローテーション(位置の入れ替え)も行われることがある。

 年々、エンジン性能の向上、均一化が進んだためか、最近の傾向としてはまずプロペラ調整に着手して、本体整備はやらない場合や後回しにするケースが多いようだが、肝心要のエンジンが動かなければ話にならないのが現実だ。

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