【芦屋ボートGⅠ全日本王座決定戦】川上剛“2回分”の決意で恩返しのタイトル取りだ

2016年09月11日 11時59分

当地は6節連続優出中の川上

【芦屋ボートGⅠ全日本王座決定戦:注目選手】前回の63周年記念、川上剛(35=福岡・91期)はF休みと重なり不参加。「自分も参加したいと思っていました」と、その無念を晴らすべく“2回分”の決意で今大会に臨む。SGメモリアルには当地・芦屋推薦で出場。“芦屋の川上”として自他ともに認める存在になっている。

 当地は6節連続優出中。それでも「記録はあるけど、一般戦だけではダメ。記念でも(優勝戦に乗れて)一般戦でも、じゃないと」と言う。名実ともに芦屋のエースととなるべく、地元記念のタイトルは何としても欲しい。全日本王座を勝つのはまさに悲願である。武器はもちろんその熱い意気込みと、プロペラ調整などの技の面。

「最近はペラの調子がいいですよ。2か月前くらいからこうしたいなという形ができてきました。出力低減(エンジン)になってから遅れを取っていたけど、ようやく調整方法が見えてきました。今はたとえ優勝できても、できなくても、優勝戦が終わってから『もうちょっとこうすれば良かったかも』と思います。アイデアが次々思い浮かぶ感じですね」

 最近は“勝ち切れない”印象が強いが、その点は川上自身も認識している。「GW(芦屋=優出3着)もイマイチで優勝できなかったし、この前も得点率トップで準優に乗っても飛んでしまったり…(8月からつ=優出4着)」。その原因は「スタートが行き切れていないですね。行きっぷりが悪いです」と分析する。

 今回の64周年記念では指定席にファンを招待する「川上剛シート(※募集は終了)」を企画した。サービスで出す弁当も芦屋町の店にこだわるなど、すべては育ててくれた芦屋への恩返しのためだ。今度は水上でファンと関係者の期待に応えなければならない。「よそのレース場でももちろん強くないといけないけど」と前置きしつつ、さらに「ここでは強くないといけない」。ターゲットは地元GⅠタイトルただ一つだ。