【多摩川ボートGⅠウェイキーカップ】主役は当地3Vの浜野谷

2016年08月31日 17時00分

主役として期待するのは浜野谷憲吾

【多摩川ボートGⅠウェイキーカップ:総展望】菊地孝平のVで幕を閉じたSGメモリアルの激闘から中3日、まだ興奮冷めやらぬ中、今度はGⅠロード“秋の陣”がスタート。9月1日、ボートレース多摩川の開設62周年記念ウェイキーカップが開幕する。今大会は地元の浜野谷憲吾や中野次郎をはじめ前回覇者の瓜生正義に山崎智也、太田和美、坪井康晴、峰竜太、篠崎元志ら全国のトップレーサーがズラリと集結した。

 SGメモリアルからの転戦組が20人もおり、SGを沸かせた選手たちが今大会をリードする。その中で本紙が主役として期待するのは浜野谷憲吾だ。


 今年は1月正月開催、5月GWレース、7月一般戦とすでに当地3V。優勝戦の決め手はそれぞれ、まくり、逃げ、まくり差しと縦横無尽のレース運びを見せており、エンジン、水面の特性を完全に手の内に入れている。17年ぶりの当地記念制覇も十分可能だ。

 メモリアル優出3着と久しぶりに存在感をアピールした長田頼宗にとって多摩川は過去5年で12優出3Vと最も得意にしている純地元。今年はその多摩川で1優出0Vと結果は出ていないが、昨年GPシリーズ以来のSG優出を果たし、勢いはこのメンバーでもナンバーワン。侮れない存在だ。

 また2月の当地一般戦で7連勝の完全Vを果たした原田幸哉、前年覇者でDR戦1号艇に選出された瓜生正義のベテラン多摩川巧者も当然、V争いに絡んでくるだろう。ともにメモリアルで予選を突破しており、近況のリズムも良好だ。

 他ではグラチャンに続いて今年2度目のSG優出を果たした魚谷智之、SGでは2年半ぶりの準優進出となった斉藤仁にも注目したい。一方、地元でまさかの予選敗退となった山崎智也、オーシャンカップに続くSG連続予選落ちとなった桐生順平の巻き返しにも警戒は必要だろう。

 別路線組では峰竜太を忘れてはいけない。SGオーシャンカップ準優戦のF罰則で、年内に出場できるGⅠ以上のレースは今回と次節の芦屋64周年記念のみ。現在賞金ランクは24位と、GP出場の18位以内に入るためにはまさに正念場だ。これまで3度出場した当地GⅠはいずれも準優進出しており、苦手意識はないはず。艇界を代表する実力者の“勝負駆け”は最大のポイントとなる。