11月は大村ナマコが絶品

2011年11月23日 16時10分

【地元ボートレーサーが薦める ふるさと味自慢:九州・大村編】
大村一番の繁華街、通称“レンガ通り”に全国のボート選手がブラリと立ち寄るおすし屋さんがある。値段も手ごろで気さくなマスターとの会話に花を咲かせる と聞いた。そのお店を紹介してくれたのが前期A2級昇格を果たした地元の岡本大と昨年10月に現役を引退した松尾辰雄さん。さっそくノレンをくぐってみ た。

(写真左から2人目がマスター、右から2人目は岡本)
「仕事のない時は週に2〜3回は来ています」と長崎支部の岡本大(独身です)が紹介してくれたのは大村市本町にある「宗家 左衛門(さえもん)」というす し屋。我ら一介のサラリーマンにとってすし屋はちょっと敷居が高いが“そげんこと心配せんでよかよ”と言いたげなふくよかな顔で迎えてくれたのがマスター の高瀬悟さん(42)だ。大阪、福岡地区の20軒ほどの店で修業を積み10年前に生まれ故郷の大村に帰って現在の店を開いた。
 以来、地元にとどまらず全国から多くのボート選手が立ち寄るようになるのだが、そのキーマンとなったのが昨年10月に選手生活にピリオドを打った松尾辰 雄さん。「選手時代は仕事がオフの時は夕方5時くらいからカウンターに座ってましたよ。そう、毎日ね。ほとんど入りびたり(笑い)」というほどのお気に入 り。今でも顔を出さない日の方が少ないという。
 その松尾さんが連れて来たり紹介したりした選手たちも気に入って、さらに自分の先輩や後輩に紹介。口コミで各地の選手に伝わった。岡本もそんな一人で「松尾さんの後輩ということでマスターにもかわいがってもらってます」。

 遠征の選手たちが立ち寄るのは前検日の前日や最終日の待ち合わせ場所としての利用が多い。女子選手も多く、山川美由紀、鵜飼菜穂子、渡辺千草らが来店している。男子選手にいたっては名前を挙げれば切りがない。
 遠征選手にもリピーターが多いのは味の良さはもちろんだが、気さくで飾らないマスターの人柄によるところが大きい。「人との出会いを大切にしたい」という思いがストレートに客に伝わるのだろう。
 だから注文はマスターにおまかせが一番。「今なら五島のサバ、アジですね。11月末になると大村ナマコがおいしいですよ」と四季折々の大村湾の味を提供。もちろん客の好みにも快く応じてくれる。
 気になる予算だが「3000〜4000円もあれば十分」(マスター)“そげんこと(予算)気にせんで”気楽にノレンをくぐってみてはいかが? 


【宗家 左衛門】(長崎県大村市本町380番地=TEL0957・52・8048)▽営業時間午後5時〜午前1時。毎週日曜日が定休日。刺し身、にぎりの他、一品料理も多数あり。カウンター、間仕切りの座敷に、2階には広間もあり小中宴会も可能。