【尼崎プレミアムGⅠヤングダービー:気になる選手を直撃】ボートレース尼崎のプレミアムGI「第2回ヤングダービー」は26日、準優勝戦が行われる。篠崎元志(29=福岡・96期)は、序盤戦はつまずいたが、予選ラストの8Rで会心のまくり差しを決め、きっちり準優進出。先月の蒲郡メモリアルで2度目のSG制覇を飾って気持ちにも余裕が見られるが、最後の出場となるヤングダービーはどんなテーマで戦っているのか?

 ――足の仕上がりは

 篠崎:いいですよ。バランスが取れて上位の人と似た足。特に悪いところがなくて、相手によってはのぞき加減です。レースしていても余裕があって、やられる人はいませんね。

 ――4日目は2走とも展示タイムが良かった

 篠崎:ボクは足の感触を確認するために、常に展示タイムを出しに行くんですが、タイムが悪いことが多いんです。でも今回のように良いと自信をもってレースに行ける。半信半疑な気持ちがなくなるんです。

 ――2個目のSGを取って変わったことは

 篠崎:それが、思ったほど実感がないんですよ。今までで一番大きな仕事をしたはずなのに、なんかフワッとした感じで(笑い)。初優勝の方がよっぽどインパクトあったし、ヤッター!って気持ちでしたよ。

 ――賞金ランク2位でグランプリ出場は当確だ

 篠崎:確かに賞金的なゆとりはありますが、あまり年末のことを考えると守りに入ってしまう。その辺の意識の持ち方が難しいですね。

 ――ヤングダービーは今回がラストです

 篠崎:勝てばずっと名前が残りますし、ラストチャンスなので取りたいです。まずは明日(準優)が勝負どころ。変にガツガツせず、チャンスが来れば狙っていきたいです。

(26日=12R出走)