真夏の女王決戦・プレミアムGⅠ「第36回レディースチャンピオン」が2日、ボートレースまるがめで開幕した。

 初日の1着はすべて1~3号艇で万舟券は2本。5R以降は本命基調で推移した。2日目(3日)に高配当の使者としてクローズアップしたいのが桜本あゆみ(34=群馬)だ。

 初戦の8Rは大外発進から展開なく5着と凡走したが、前検日より機力上積みを実感しており、2日目以降の巻き返しに自信をのぞかせている。

 整備とペラを大幅に叩いたのが奏功して直線系統は上々だ。「行き足~伸びはいい感じがしたし、ターン回りも合えば良くなりそうですね。もらった時のことを思えばだいぶ良くなってますよ」とパワーアップに成功。行き足の良化により「スタートも勘通りにコンマ10ぐらいのをしっかり全速で行けた」と踏み込みにも狂いはない。

 レディースチャンピオンは2020年の多摩川(4着)、昨年の浜名湖(2着)と2年連続優出中でファイナル常連になりつつある。好走要因は実に明確だ。

「夏場はすごく好きで得意なんですよ。レディースチャンピオンはこの時期に行われるので、やっぱり相性がいい大会だと思ってます」と汗を拭いながら笑みは絶えず喜々としている。

 2日目は後半12Rで再び外枠が回ってきたが、機力の上昇度を加味すれば侮れない存在。「足自体はいいので、しっかり走って夏女になれるように頑張ります」と自信に満ちた言葉も頼もしいばかりだ。

 当地は2020年3月に優勝もある得意水面。大会実績も水面相性も文句なし。さらに機力も上向きとなれば〝夏女〟の猛反撃に期待は高まる。