ボートレース浜名湖のGⅢ「オールレディース HamaZoカップ」は3日、予選全レースを終了し、5日目(4日)に行われる準優勝戦のメンバーが決定した。

 機力面では長嶋万記、谷川里江らと並んでトップクラスを形成しているのが伏兵の安達美帆(46=埼玉)だ。「ペラは何もしてないけど、全部がいい。あとは乗り手だけですよ」と〝課題〟は自覚している。

 予選ラストの9Rを派手な立ち回りで勝利して得点率は5位までジャンプアップ。「私らしくない」と語るあたりにエンジンパワーのすごみを感じさせている。

 5号艇で出陣となった4日目9Rはピット離れで飛び出して2コースを奪取。スタート後に伸びて先まくりを打ち、池田浩美に差されたが、2マークで「差し返せると思っていた」と会心のターンで逆転に成功した。

 前節準Vの62号機を駆り、自他ともに認める「トップクラス」で全部の足が強力だ。雨が降ろうが、風が向かいから追いに変わっても「影響なく出てる」と自信満々だ。

 最後に優勝戦に進出したのが2016年10月の三国。約6年ぶりのファイナル進出も狙える鬼足で「あとはホントに自分がしっかり走るだけ。足はここ数年の中で一番いいですからね」と自らを奮い立たせている。

 準優は11Rの2号艇で登場だ。