ボートレース鳴門の「スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第10戦」は3日、予選2日目が行われる。

 中島航(28=東京)は初日7Rのイン戦は竹之内極にまくり差しを許し悔しい2着。ただ「キャブとバルブをやって、少し良くなっている。直線は弱めでやられる感じもあるけど、回った感じはそんなに悪くない。もう少し調整して底上げを狙いたい」と機はジワリと上昇ムードだ。

 2021年後期には5・16の勝率をマークするなど将来への期待も高い。事故に苦しみ2022年前期は2・96と勝率を大きく落としたが、2022年後期には4・12と再浮上の兆し。2節前の江戸川では待望のデビュー初優出も果たした。

「エンジンがいい時はいいんですけど、悪い時はとことん悪いんですよね」と自己分析。今節もいいとは言えないエンジン。そこでどれだけ戦えるか。今後への試金石となるシリーズだけに静かに闘志を燃やしている。