ボートレースとこなめの「中京スポーツ杯争奪全日本ファイターキング決定戦」は28日、優勝戦が行われ、1号艇の塩田北斗(34=福岡)がしっかり逃げて、今年5回目のVを飾った。

 コンマ13の好Sから先マイ。1Mも冷静なターンで他艇を寄せ付けることなく独走態勢を固めた。「スタートはちょっと怖かったけど、そのまま行きました。先に回れば大丈夫かなと感じてました」と快勝劇を冷静に振り返った。

 これで早くも今年5V。「調子が良いというわけではないですが、流れが良くて結果が出ています」と好調の要因を分析。6月の段階で年間5Vに達したことで、来年3月の平和島クラシック出場も見えてきた。

 ただ「今はダービーが目標です」と今年10月に当地で開催されるSGに照準を合わせている。選考勝率はすでにボーダーを超えており、選考期間が終了する7月31日まで順調なら、2020年の平和島グランプリシリーズ以来2回目のSG出場となる。

 これで当地では2回目のV。ダービーへ弾みをつけるVとなった。