ボートレース住之江のGⅢ「2022モーターボートレディスカップ」は20日、予選最終日の4日目を迎える。連勝が止まった細川裕子だが3日目(19日)を2、3着とまとめて得点率首位をキープ。小池礼乃、岩崎芳美、鎌倉涼が追う展開だ。 

 準優進出への勝負駆け組からは山川波乙(24=三重・124期)に注目したい。

 ネットを中心に多くのファンのハートをつかんでいる人気者。今回が住之江初参戦で、多くの選手が抱くように「乗りづらい水面」というイメージで乗り込んできた。だが「前検で乗った時に悪い感じがなかった。2Mもそこまで乗りづらくなかった。多分、エンジンのおかげですね」と好感触。実際、2日目まで2、3、2着と着をまとめ「できれば1着で当確を決めたい」と臨んだ3日目8Rは道中で競り負けて4着。「2Mの判断を誤った。行き足なんかいいしレースもしやすい。足はいい。4日目は2走で10点くらい? 準優に乗りたい」と、外枠を克服して予選突破を狙っている。