ボートレース津のGⅢ「第9回イースタンヤング」は15日に予選を終了。5日目(16日)の10~12Rで行われる準優勝戦の18人が決定した。

 5月の当地GⅠ周年覇者として戦前から注目を浴びていた関浩哉(27=群馬)は予選5位通過で準優11Rの2号艇となった。1号艇に構える豊田健士郎との同期(115期)対決は準優3番の中でも見どころ十分だ。

 予選最終走となった4日目11Rはインからスタートで立ち遅れてピンチとなったが、スリット後に伸び返して押し切った。「今の1着はでかい」と辛勝に安堵の笑みを浮かべた。仕上がりについても「起こしで鳴いてしまったけど、伸びに寄せて足は上位。上條さんとも一緒くらい」と自信満々。直線系を武器に準優は2コースから勝負に出る。

 当地は連続優勝中。5月の周年記念覇者でもあり、周囲の見る目は〝格上〟だが、当の本人は「精神的には何も変わってませんよ。ホントは心の中でそういうことも考えた方がいいのかもしれないけど余計なことを考えるといいことはないですからね」とマイペースを貫く。

「何か悟っちゃってるみたいに淡々としてますけど、これが自分ですから」と冷静沈着。浮つくこともなく、まずは当地4連続優出に集中する構えだ。