ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース第2戦日本MB選手会会長杯」は3日、10~12Rで準優勝戦が行われる。予選トップ通過を果たした新開航が2日の準優進出戦12Rでも難なく逃走。この新開と武重雄介、森永淳が準優1号艇に座る。
 
 準優3番勝負で面白い存在になりそうなのは黒崎竜也(45=三重)だ。準優進出戦9Rでは道中の競り合いを制して3着を死守。「2着だと思ったけど、ちょっと油断してしまった。僕の技量不足。でも3着は大きい」とホッと胸をなでおろした。

 相棒64号機は2節前に白井英治が優勝した実績機。3日目にはペラの形を〝白井仕様〟に近づけると「そこから良くなった。さすが白井さん。レース足がめちゃくちゃいい。伸びでは金田智博選手とかいい人がいるけどターン回りは僕の方がいい」と手応えを実感している。着順も3日目以降は2勝3着3本とリズムアップしている。

 7月からA1復帰など近況充実。その要因は「後輩の新田雄史君や豊田健士郎君にペラ、スタートのやり方を教えてもらっている。ズバっと言ってくれるのが僕にとってはいい。素晴らしい後輩」と笑顔で明かす。この勢いなら優出切符ゲットも十分ある。