ボートレース大村の「夜の九州スポーツ杯」が1日に開幕する。ベテラン~若手まで実力者がそろい、激戦必至の6日間となる。初日メイン「発祥地選抜」1号艇には地元総大将の赤坂俊輔が選出された。

 その赤坂がまずまずの機手応え。的確なハンドルワークを駆使し、シリーズをけん引する。他の主力組ではGⅡモーターボート誕生祭V機39号を手中に収めた原田篤志(42=山口)が「パワーを感じる」と前検一番時計(6秒75)をマーク。ピット内でも金田大輔から「原田さんに伸びられた」との太鼓判も。ほかでは山田哲也、塩田北斗の気配も光った。

 一方、予選スタート組では福田理、大久保信一郎、宮地元輝、酒見峻介が良好。特に福田は「スタートが届くし、全速なら少し伸びる感じがある。今節はスタートに集中していく」と気合も十分だ。好パワー発揮しての波乱演出に期待したい。