【三国SGオーシャンカップ】気になるエンジン相場&レース傾向

2015年07月14日 11時00分

【ボートレース三国SG「第20回オーシャンカップ」:カウントダウンコラム(最終回)】17年ぶりのSG開催となるボートレース三国「第20回オーシャンカップ」は15日開幕。本紙恒例直前連載の最終回は戦いの舞台・三国の水面特性及びエンジンデータを特集する。出力低減エンジン導入で機力差はこれまで以上に広がっている。気になるエンジン相場、レース傾向などを研究する。

<エンジン相場>三国は4月1日から新エンジンに切り替わり、2連率トップは「14」の50%だが、数字に表れない部分も含めて優良機を探すと――。

 近況抜群の動きなのが「33」(2連率45%)。2節前(男女W優勝戦)の吉村誠(優出(2)着)と前節の河合三弘(優出2着)はともにトップクラスの動きで、初下ろし2節目から5節連続で賞典レースを外していない。2節前、地元の松田祐季が吉村を退けて優勝した「56」(2連率42%)も強力だ。松田が「三国でこんなに出足がいいのは初めて」と驚いたというから信頼できる。

 また、2節前に福島陽子(優出2着)が乗った「59」(2連率49%)も快速だったし、香川素子(優出4着)が乗った「72」(2連率37%)は常に成績以上の気配があり、要注意の機といえる。


<水面の特徴>三国は淡水のプールだが、24場で唯一、日本海側にあるレース場だ。日本海側では「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるように、1日のうちにめまぐるしく天気が変わる。夏は雪こそ降らないが、晴れ、曇り、にわか雨が交互に入れ替わる日も多い。

 天気の変化が回転に影響を及ぼし「スタート展示では合ってたのにレースでは回りすぎ(あるいは回転不足)だった」というケースも多く、三国を走り慣れた選手のほうが調整を合わせやすいと言えるだろう。

 コースの特徴はホーム水面の幅が広く、外コースは1Mが遠い。Sで少しのぞいた程度では攻め切るのは難しくインが有利だ。ただ、ピットから2Mまで150メートルと距離があり、ピット離れがバラつく→コース争いが起きて内が深くなると穴になりやすい。