ボートレース若松の「ヴィーナスシリーズ第4戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」は25日、予選3日目を迎える。

 2日目は出足軽快な永井聖美が連勝を飾り、初日ドリーム戦を制した海野ゆかりは9Rでエース機・中村かなえのイン戦をまくりで撃破し、3勝目を挙げた。他では藤原菜希、細川裕子、冨名腰桃奈らの足が目立っているが、戸敷晃美(25=福岡)の舟足も負けず劣らず強力だ。

 2日目前半4Rでは、2コースから1周1マーク→1周2マーク→2周1マークと全速旋回を連発させて、道中逆転の1着。乗りっぷり良く初日から日またぎでの連勝を決め「頑張って乗っています。B2で月に1節の出走なんで、もう腕はパンパンですよ」と心地よさそうに笑顔で汗をぬぐった。

 後半12Rは4コースから5着として連勝は止まったが、機率40%の上位機37号は「足はいいです。特に出足、つながりがいい。舟がバタついて乗り心地がきてないので、ペラで上積みさせたい」と舟足良好で、上積みの余地すら残している。

 2月のからつで約1年半の産休から復帰して今節が5節目で、当地は2019年6月以来、約2年11か月ぶり。それでも「レース勘はだいぶ戻っています」と自身の調子も上向いている。「準優の内枠を目指して頑張ります」と、予選上位通過を狙って闘志を燃やしている。