ボートレース大村の発祥地ナイターGⅡ「発祥地記念 第26回モーターボート誕生祭」(優勝賞金450万円)は23日、シリーズ最終日を迎え、12R優勝戦は佐々木完太(25=山口)が逃げ快勝し、自身初となる特別戦(GⅡ)Vを飾った。

 6枠の北川潤二が前づけに動いたものの、好枠3人が枠主張して1236/45。スリットは2コース井口佳典がコンマ02の踏み込みを見せたが、イン佐々木がスリット後に伸び返して1M先取り。そのまま押し切ってのV戴冠。「足は節一と思っていたし、しっかり回れば絶対に差されないと思っていた。1M回った後はすごく気持ち良かった」と振り返った。レース後には「4月に浜名湖で初優勝した時にウイニングランができなかった。今回、お客さんの前でできたのはめっちゃうれしかったです」とファンの声援に応えた。

 また、この優勝で来年3月の平和島SGクラシックの出場権を確保。「今回はいいエンジンを引かせてもらったし、運も大きかった。でも、SG(出場権)はうれしい。フライングせず、しっかりあっせんが入るようにしたい」と笑顔がはじけた。

 なお、6日間の総売り上げは63億8594万2700円。目標の60億円をクリアした。