ボートレース徳山の「九州スポーツ杯争奪戦」は21日、12Rで優勝戦が行われ、榎幸司(39=長崎)が4コースカドから豪快なまくりを決めて快勝。今年初、通算14度目の優勝を飾った。
 
 スタート展示は3対3の枠なり進入も本番では2号艇の武重雄介がピット離れでやや劣勢。132/456の隊形となった。「出足は捨てて、伸びだけに寄せていた」と話した通りスリット手前からグイグイ伸びて、まくり強襲。1M先取りから、まくり差しを狙った森野正弘もバックで突き放して独走態勢を固めた。
 
 予選トップ通過を果たし、優勝へ大きく近づいたものの、5日目の準優勝戦では2着でV戦絶好枠を逃していた。「準優勝戦のリベンジを狙っていた。めちゃくちゃうれしい。また6月にも来るので頑張りたい」と雪辱Vに笑顔を見せていた。