ボートレース大村のGⅡ「発祥地記念 第26回モーターボート誕生祭」は18日、開幕する。17日はエンジン抽選やスタート特訓などが行われ、村岡賢人(32=岡山)、上條暢嵩(28=大阪)、吉田凌太朗(28=愛知)がら良機をゲットした。

 一方、栗城匠(26=東京)が手にしたのは76号機。2連率は37%と数字はあるが「普通くらいで、吉川(貴仁、28=三重)選手と比べると少し下がっていた。ペラは叩いていきます」とトーンは上がらず、調整に汗を流していた。

 ただ、機力の不安を〝カバー〟できるほど近況は充実している。2節前の江戸川で通算5回目のVを飾った。前節の浜名湖も優出3着と好調だ。「最近リズムはいいですね。今節も頑張りたい」と気合十分。

 初日は3Rで4号艇、11Rは6号艇の2走。いきなり今シリーズを左右する戦いとなるが、好リズムなだけに逆境を乗り切る力は十分にある。初戦から大暴れなるか注目だ。