ボートレース津のGⅠ「開設70周年記念 ツッキー王座決定戦」は12日に予選4日目を終了し、5日目(13日)の10~12Rで行われる準優勝戦のメンバーが決定した。 
 
 準優3番の注目は名うての当地巧者・瓜生正義(46=福岡)だ。

 予選ラストとなった4日目の8Rは3コースのカドに引いてコンマ11の好スタートからまくりを敢行。5コースの谷村一哉に差されて2着になったとはいえ、足の特性を発揮した攻める姿勢を見せつけた。

 スタート展示から3カドを決断。「やっぱり伸びはいいし、ダッシュから行きたかった」と、その意図は明確だ。「3日目からトルク感が出てきた。前半(3R3着)はおかしかったけど、ペラを叩いていい感じに戻ってますね」と軌道修正に成功して準優入りを決めた。

 当地はGⅠ2V。2019年に2回行われた周年記念ではともに優出して66回V、67回は6号艇で3着と健闘。現在、連続優出を継続中だ。「伸びを生かす」には4号艇は絶好枠。津巧者がスロー勢をまとめてのみ込むシーンは十分ある。