ボートレース津のGⅠ「開設70周年記念 ツッキー王座決定戦」は11日に予選3日目を終了。4日目(12日)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日を迎える。

 3日間を終えて得点率トップに立ったのは若手の関浩哉(27=群馬)だ。2連対率48%の24号機を駆り序盤から力強い動きを誇っており、エース機を駆る新田雄史らとともに上位の一角を形成している。

「重いなりに出足や回り足が良くてレース向きですね。エンジンがいい」と仕上がりには納得の表情だ。

 関が全国区として名を売ったのが2018年9月の浜名湖プレミアムGⅠヤングダービーだ。GⅠ初出場初Vの快挙を達成。その後もヤングダービーでは計3回優出。そして今年4月の蒲郡周年記念でヤングダービー以外のGⅠで初めてファイナルまで駒を進め、自信を深めている。

「最近はプロペラの調子がいいので、悪いエンジンでも立て直すことができている。それに蒲郡もそうだけど、今回みたいにいいエンジンの時はしっかり引き出せているのが結果につながってきていると思っている」

 同じGⅠでもSGクラスの強豪が集う周年記念で実績を残してこそ、次の大舞台へのステップアップにつながることを実感している。予選最終日は7、12Rの2回走りだ。