ボートレース津のGⅠ「開設70周年記念 ツッキー王座決定戦」が9日に開幕する。8日にはエンジン抽選やスタート特訓が行われ、各選手が感触を確かめていた。

 注目の的となっていたエース格の18号機は地元の新田雄史(37=三重)が獲得。前検から好気配を披露した。悲願の周年記念初Vへ向け、まずは視界良好と言える引きの強さだ。

 特訓後は「回転を止め過ぎたので出足はなかったけど、直線は少し伸びた」と本体パワーを実感していた。4月末に当地を走って優勝したばかりとあって「エンジン本体を信頼して、自分の感覚でうまくペラを叩いて合わせていきたい」と語る姿にも余裕が漂っている。

 今節は初日、2日目の12Rでドリーム戦が組まれており、初日が井口佳典(44=三重)、2日目は新田。地元両雄が1号艇で登場する。