ボートレース児島の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は5日、幕を開けた。初日12Rのドリーム戦は1号艇の田口節子が逃げて制した。団体戦のポイントは4―4と互いに譲らぬ激しいバトルとなっている。

 前回の尼崎に続く団体戦制覇を目指すルーキーズ。そのカギを握る1人としても注目したいのは牧山敦也(25=佐賀)だ。
 級別審査期間が終わり、2022年後期適用勝率は4・39と前期の4・77から下がってしまったが、あまり数字は意識していないという。「ピット離れから3周2Mまで一つひとつ、いろいろなことを試して勉強しているつもり。着順よりも内容を良くしたい」と言い切る。

 そんな〝修行中〟の牧山だが「少しずつ自分でできることは増えた」と成長を実感しているようだ。それが表れたのは今回の相棒49号機の調整だ。前節Vの渡辺和将は伸びを前面に出していたが「少しペラを叩いてバランスは取れてきたと思います。出足がいいけど伸びも悪くない。現状でもいい足」と好みの仕上がりに近い。

 初日5Rは、その舟足で6コースから2着と連に絡んだ。好調機をさらに煮詰めて「優勝戦に進みたい」という望みをかなえたい。