ボートレース児島の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は5日、開幕。前回尼崎の同シリーズの団体戦はルーキーズに軍配が上がったが、今回は地元勢を中心に女子が優勢の顔ぶれ。初日12RのDR戦は地元のトップレーサー・田口節子が1号艇で登場。女子勢の躍進のためにも初日から勝って勢いをつけたい。

 多くの選手がこのシリーズから新期最初のレースとなるが、畑竜生(25=三重)もその一人。前検が終わって写真のお願いをすると「ちょっと待ってください」と言って更衣室へ。着替えてきたのは〝トラ〟柄。阪神タイガースの快進撃に乗せられるようにして虎党・畑も2022年後期級別の勝負駆けを成功させ7月からのA2復帰を決めた。「ヒリヒリしました。勝率をあきらめてから成績が良くなっていって。でも、最後の逃げ(4月28日津10R)だけは力が入りました。もうこんな思いをするのは勘弁ですね」と照れ笑い。

 今節は23年前期適用の級別審査期間がスタートして最初のレース。前検では「足併せをしても普通あったし下がることもなく気になるところはなかった。ペラに反応が薄かったのでもう少し叩いてみます」とある程度の感触もつかめた。虎の逆襲に乗って、今節は大暴れしたいところだ。